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「麻雀中に食う飯は最高にうまい」空気階段・鈴木もぐらにとって「雀荘飯」が至高である理由と飯がうまい雀荘の見分け方

「麻雀中に食う飯は最高にうまい」空気階段・鈴木もぐらにとって「雀荘飯」が至高である理由と飯がうまい雀荘の見分け方

空気階段・鈴木もぐらには没頭する飯、「没頭飯」が存在する。食事に熱い想いを注ぐもぐらにとって、「雀荘で食べる飯」もまた特別なものだ。雀荘を放浪する番組を持つほどの雀荘愛があるもぐらにとって「雀荘飯」とは…。

 

鈴木もぐらの書籍『没頭飯』より一部を抜粋・再構成し、雀荘飯の哲学に迫る。

空気階段・鈴木もぐらが語る「雀荘飯」

飯の味というものは、食材や調理法が重要だということは当然であるが、その見た目や、いつ、誰と、どこで、どのようにして食うかも味に多分に影響を与える。

つまり、飯とは舌のみで味わうものではないということを証明している。舌で、鼻で、目で、耳で、脳で、心で、全身の五感、いや第六感までをも駆使して、皆、飯を味わっているのだ。

そういった意味でいうと、麻雀中に食う飯は最高にうまい。

なぜか。

勝つか負けるか、勝負のまっただ中にあり、体中の五感、全神経が最高潮に昂っており、臓器の中でも最大にカロリーを消費するといわれている脳みそが休むことなくフル稼働をしている。そんな状態で食う飯が、うまくないわけがない。

麻雀をされない方は、いったん休憩をして飯を食うのだろうとお思いかもしれないが、そうではない。勝負の最中、麻雀を遊戯しながら飯も食うのだ。

作法としては、届いた飯を左手に持ち、箸やスプーンは飯の右側に差したままにしておく。牌をツモり、素早く捨て、その手をそのまま箸へ持っていき、飯をできるだけ掻っ込む。箸は飯を掻っ込んでからすぐに飯の右側に差しておく。もぐもぐと食べている間は、右手になにも持たない。勝負は進行している。鳴きたい牌があればすぐに鳴けるように、誰かが和了(あが)ればすぐに点棒を差し出せるように、常に右手はフリーにしておくのだ。

いやいや、そんな面倒な食い方をしなくても、みんなで休憩して飯を食えばいいではないか、もしくは、ちゃんと飯を食ってきてから麻雀を打てばいいではないか、とお思いの方もおられるはずだ。

しかし麻雀打ちはそれをしない。

もぐら流「飯がうまい雀荘の見分け方」

理由は大きくふたつある。

ひとつは、麻雀が大好きで、わざわざ麻雀を止めて飯を食う時間がもったいないと感じるから。そしてもうひとつは、麻雀をしながら食った方が飯がうまいから、である。

先ほど申し上げたように、麻雀中は、飯を味わうために必要な第六感までのすべての感覚が研ぎ澄まされている。わざわざ休憩して感覚を休めながら飯を食ってはもったいない。鉄は熱いうちに打て。麻雀によって、嫌でも感覚が敏感になっているのだから、それを利用して麻雀を止めずに遊戯したままで飯を食えば、格別にうまく食えるというわけだ。

忙しい日々を過ごし、なかなか飯に全神経を集中させて食えていないなあ、最近うまい飯を食っていないなあ、という方は、ぜひ麻雀をしながら飯を食ってみてほしい。飯とはこれほどまでにうまいものかと、口内から全身にかけて染み渡る飯の味を、体験していただけるはずである。

極論、飯を食うために麻雀を覚えたっていい。麻雀はいくつになっても遊べるし、子どもから老人まで、性別だって一切関係がなく、そういったものに左右されるハンデキャップも存在せず、手加減なしで真剣勝負ができる稀有な遊びだ。一生の趣味として、非常におすすめである。一生の趣味と、格別の味を同時に手に入れることができるのだから、一石二鳥である。

最後に、飯がうまい雀荘は非常に多いのだが、特に飯がうまい雀荘の見分け方をお教えしよう。それは、焼きそばでも、丼でもなんでもいい。

「飯の上に、目玉焼きが乗っかっているかどうか」

である。注文した飯に目玉焼きが乗っていたら、その雀荘は大当たりである。私の経験上、これは間違いがない。相手の当たり牌はまったくもってわからない私だが、飯がうまい雀荘かどうかは、わかるのだ。

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