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「景観を損ねる」と苦情を受けた我が家→洗濯物が急に増えた事情を、誰にも言えずにいた話

「景観を損ねる」と苦情を受けた我が家→洗濯物が急に増えた事情を、誰にも言えずにいた話

「母を引き取ったばかりで」と頭を下げて

気がつくと、私は「申し訳ありません」を何度も口にしながら頭を下げていました。

「洗濯物が多くてすみません。母を引き取ったばかりで、まだ干す場所のやりくりがついていなくて」

そう話しながら、本当は最初から近所に一声かけておけば良かったのだと思いました。けれど「同情されたくない」「迷惑をかける家だと思われたくない」という見栄が先に立って、私は誰にも事情を話せずにいたのです。

下を向いた視界の端に、隣の奥さんがじっと黙って立っているのが見えました。

そして...

翌朝、洗濯機を回し終えた頃にインターホンが鳴りました。画面に映ったのは、前日に苦情で訪れた隣の奥さんでした。

身構えながら玄関を開けると、奥さんは少し緊張した様子で「何か困ったことがあれば声をかけてください」とだけ伝えてくれました。

「ありがとうございます。本当に助かります」。素直にそう答えていました。

苦情を入れたのは、確かにこの人かもしれません。でも事情を黙ったまま、勝手に世間体を気にして閉じこもっていたのは私の方でした。あの朝の短いやりとりで、私たちの間にあった見えない壁が、少しだけ低くなった気がしています。

(40代女性・パート)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

配信元: ハウコレ

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