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鹿児島高専が奄美で届けた“学ぶ楽しさ” 親子約400名がSTEAM体験に参加

学生たちが子どもたちをサポート 地域とつながる高専の学び

今回のイベントでは、鹿児島高専の学生たちが子どもたちのサポート役として参加していたことも印象的でした。

ものづくり体験や科学イベントというと、「先生が教える場」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
しかし今回は、学生たちが子どもたちに寄り添いながら、一緒に体験を進めていくスタイルだったようです。
年齢が近い学生たちが優しく声をかけながらサポートすることで、子どもたちにとっても質問しやすく、安心して参加できる空気が生まれていたのではないでしょうか。

また、高専という学校自体を知らない子どもや保護者も多い中で、実際に学生たちと触れ合うことは、「こんな学校があるんだ」と知るきっかけにもなっていそうです。
特に今回は、専攻科2年生の永田侑希さんが、あまみエフエムの公開ラジオ生放送にも出演。
奄美市出身の学生として、鹿児島高専の魅力や学生生活について紹介しました。

地元出身の学生が、自分の言葉で学校の魅力を発信している姿には、地域とのつながりの強さも感じられます。
高専と聞くと、少し堅いイメージを持つ人もいるかもしれません。
ですが今回のように、地域イベントへ参加し、学生たち自身が子どもたちと交流する姿を見ると、“地域に開かれた学校”という印象も強くなります。
「自分もこんなことをやってみたい」「ものづくりって楽しそう」と思うきっかけとして、高専生たちの存在は大きかったのかもしれません。

鹿児島高専が掲げる「相手の立場に立ってものを考える技術者」という人材像は、こうした地域活動の中でも育まれているのかもしれません。 今回のイベントは、子どもたちが科学やものづくりに触れる機会であると同時に、学生たちにとっても地域との関わりを深める場になっていたように感じます。

地域に根ざし 未来の技術者を育てる鹿児島高専

今回の取り組みからは、鹿児島高専が“地域とともに学びを育てる学校”であることも伝わってきます。
鹿児島高専は、「未来の技術を創る人を育てる」という教育理念を掲げており、創造性や実践力を持った技術者の育成に力を入れています。

高専というと、専門的な技術を学ぶ学校というイメージを持つ人も多いかもしれません。
もちろん、工学やものづくりを専門的に学ぶ場ではありますが、それだけではなく、「社会や地域とどう関わるか」という部分も大切にしている学校であることが、今回の活動からも感じられました。

実際、鹿児島高専のミッションには、「地域の産業、文化さらには生活を支えていく地域に根差した高専とする」という考え方も掲げられています。

今回のように、学校の中だけで教育を完結させるのではなく、地域イベントへ足を運び、子どもたちと直接交流する取り組みも、その考え方につながっているのかもしれません。
今回のイベントでも、子どもたちが楽しみながら学べるよう、学生たちが丁寧にサポートしていた様子が紹介されていました。
こうした地域活動の積み重ねが、技術だけではない「人と関わる力」を育てる経験にもなっているように感じます。

地域の子どもたちに科学やものづくりの面白さを届けながら、学生自身も成長していく。
今回のハアサキこどもの日フェスタでの活動は、そんな鹿児島高専の姿勢が伝わってくる取り組みだったように感じます。

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