最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
脳トレ四択クイズ | Merkystyle
歴史は100年以上 富士山測候所でも活躍?「異世界転生ヘッドホン」生み出した「ASHIDAVOX」の正体とは?

歴史は100年以上 富士山測候所でも活躍?「異世界転生ヘッドホン」生み出した「ASHIDAVOX」の正体とは?

●大手メーカーの生産を請け負う 国内生産を貫くも、次第に生産拠点は海外へ


──民生品を手がけるに至った経緯は?
柳川 委託生産(OEM)を手掛けてきた経験を生かして自社ブランドをもっと発信できないか、と考えたのが最初のきっかけです。
 事業的な話をすると、90年代に入ってからは、ポータブルカセットプレイヤーやCDプレイヤー、MDプレイヤーなどが登場しました。そのアクセサリー類を我々が手掛けるようになったんです。例えば、イヤホンジャックからイヤホンそのものまで、イヤホンに液晶リモコンがついたようなMDプレイヤーを生産していたこともありましたね。いずれも、K社やP社、S社など有名メーカーからお仕事をいただいていました。
──誰でも聞いたことがある、大手のメーカーさんですね。
柳川 はい。ただ、90年代半ばからは、生産拠点が海外に移ってしまったこともあり、そうした仕事はなくなってしまいました。代わりに始めたのが、OEM生産です。大手メーカーさんのヘッドホンを我々が生産し、そのメーカーのロゴを付けて納めるということです。
 ただ、それも長続きしません。海外メーカーがどんどん進出してくる中で、国内生産を続ける私たちは、次第にコスト面で勝負できなくなりました。
 そして行き着いたのが、民生品の生産です。

●大手の品質基準が分かる 強みを生かし民生品にも手を広げる


──民生品の生産はいつごろから?
柳川 2018年頃ですね。ちなみに2019年からはX(旧Twitter)公式アカウントも開設しました。
──民生品をつくる、そのノウハウについては?
柳川 OEM生産をしてきた経験があったので、私たちは大手の品質基準をすべて知っているんですよね。それがすごく生かされている。
 いうなれば、大手の品質基準よりも上のものも作れてしまう。さらに丈夫で良いものも作れるんです。
──民生品と業務用製品 違いは感じますか?
柳川 いずれも業務用製品を一般向けに商品化するわけですが、工業デザイナーさんにお願いして、ビジュアルや使い勝手をよくするといった調整は行っています。
柳川 例えば、音質は、あらゆる音を拾うことができるモニター用としてではなく、音楽用に調整します。また、大きく違うのはヘッドバンド。業務用は、ビニールチューブを巻いただけで、非常に耐久性が高くなっています。ただ、それだけではいかにも「業務用」じゃないですか。だから、クッション性を高めて装着感を良くするとか、製品によってはそういった工夫も取り入れています。
配信元: BCN+R

あなたにおすすめ