スマートウォッチ全盛期の昨今。心拍数から睡眠の質まですべてをデジタルで管理できるのは確かに便利だ。しかし、あらゆるものが効率化される時代だからこそ、あえて機械式時計が持つ「タフさ」や「実用的な計器としてのロマン」に強烈に惹かれる男たちが後を絶たない。
このたび、イタリア海軍をルーツに持つ高級時計ブランド「パネライ」のフォトコールイベントに、元ラグビー日本代表の五郎丸歩さんが登場した。彼は、自らの腕で輝く時計を「アクセサリーではなく装備」と表現し、お風呂に入る時ですら外さないという。世界的な時計見本市「Watches and Wonders 2026」で発表されたばかりの新作の魅力と、ガジェット好きの心を熱くする五郎丸さんのガチすぎる愛着ぶりに迫る。
「お風呂でも着けっぱなし」五郎丸歩のパネライ愛がガチすぎる!
イベントにシックな装いで登壇した五郎丸さん。その腕元には、パネライの伝統と革新が見事に融合した最新モデルが堂々と輝いていた。
トークセッションにて、普段の着用シーンについて聞かれた五郎丸さんは、「海で釣りをしたり、子どもたちと遊んだり、ラグビーを教える時も、ずっと着けています」とコメント。さらに、「本当に一年中着けていて、外すと日焼け跡が残って、その部分が真っ白になるくらい。お風呂の時もずっと着けています」と、驚きのライフスタイルを明かした。記者からの「時計はアクセサリーか、装備か?」という直球の質問に対しても、五郎丸さんは「アクセサリーというより、“装備”に近い」と即答。
自身にとって時計とは、単なるファッションアイテムではなく、正確な時間を把握して行動を支えるツールであり、日々のパフォーマンスや姿勢を保つための存在なのだという。過酷なフィールドを生き抜いてきたトップアスリートだからこそ、時計を「生きるための装備」として捉える視点には、男としての説得力が満ちあふれている。
世界を巡回した伝説の展示会「The Depths of Time(時の深淵)」の凄み
今回のイベントの背景にあるのが、パネライの歴史を紐解くグローバル展示会「The Depths of Time(時の深淵)」だ。この展覧会は、パネライ創業の地であるイタリア・フィレンツェで2025年9月に公開されて以降、アメリカ、中国、そして日本へと世界を巡回し、各地の時計ファンを熱狂させてきた。展示の最大の見どころは、パネライが歩んできた「過酷な歴史」そのものである。
会場では、1930年代から1950年代にかけてのヴィンテージ時計や、実際に軍事任務で使用された精密な計器、さらには歴史的なアーカイブ資料が厳選して展示された。民間向けの高級時計ブランドとして知られる前のパネライが、いかにして決死の水中ミッションに挑む人々を支えてきたのか。そのディープな世界観は、まさに「男のロマン」をそのまま形にしたような空間であった。
