5月15日、39試合目にして今季初の完封負けを喫した阪神。
課題として、「打線のつながり」と「苦手意識の払拭」が挙げられた。
「阪神打線を完封したのは、広島の栗林良吏。先発に転向した今季は絶好調で、対阪神戦は今季3度目の登板でした。前回、4月26日はサトテル(佐藤輝明)のソロ本塁打による1点でどうにか勝ちましたが、今回の完封負けで阪神打線は3試合計24イニングで2点しか奪えていない計算になります」(スポーツ紙記者)
近本光司の長期離脱が招いた得点力不足の誤算
阪神の39試合のスコアを改めて見てみると、2ケタ得点を記録したのは3試合しかなかった。
イニング別の得点では1回の計27得点が最高で、「上位打線が打って試合の主導権を握る」という勝ち方だった。
しかし、その上位打線が満足に組めなくなってしまった。
不動の1番バッター・近本光司(31)が左手首骨折で長期欠場となり、藤川球児監督はスターティングメンバーを少しずつ代えながら試合を臨んってきた。
「上位打線で得点を挙げるのが近年の阪神のスタイル。でも今シーズンは、試合中盤に下位打線が出塁して上位打線が返えすシーンが少なくなりました」(同)
これが、2ケタ得点の試合が少ない原因だろう。
「一時期、大山悠輔(31)が不振で、その前を打つ好調の佐藤とまともに勝負しない対戦投手もいました。大山の打撃はまだ元に戻っていないようですが、『2番森下、3番佐藤、4番大山』の前後を打つ選手の成績も不安定です」(同)
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水面下で動く外国人獲得調査と緊急補強の可能性
そこで急浮上してきたのが、「シーズン途中の補強」だ。
阪神は外部補強に消極的だが、こんな情報も聞かれた。
「昨年7月、今季から加入したキャム・ディベイニー獲得に動いたんです。首脳陣も悩みましたが、チームも好調だったのでオフに入ってからの交渉となりました。阪神の渉外担当者たちは、常に外国人選手の補強に向けてアンテナを張り巡らせています」(在阪記者)
5月20日現在も首位・ヤクルトを捉えきれない状況が続いているが、それでも髙寺望夢、福嶋圭音などの若手を使っていくべきとの意見もある。
救援陣も打ち込まれることが多くなり、圧倒的な勝ち方ができなくなった。
