なんとなくの不調、見過ごしていませんか?
月経のリズム、気持ちの波、ちょっとした体のサイン。
女性の毎日には、理由のわからない「ゆらぎ」がつきものです。
企業で働く女性たちの健康を長年支えてきた産業看護師が、女性ホルモンと心と体のつながりについて、やさしく、ていねいにひも解いていきます。
「自分をもっといたわる」きっかけに、今日のお話を読んでみませんか?
メンタルヘルスと栄養の関係
今回はメンタルヘルスと栄養のお話です。あまり知られていませんが、栄養とメンタルの調子は深い関係があります。
テレビやSNSに映る“超スリム体型”を理想にしてしまうと、気づかないうちに栄養不足に陥ってしまうことがあります。 タレントの方たちは、食事量をかなり減らしているように見えることもありますよね。
健康診断で「低体重(BMI18.5未満)」とお伝えしても、「今の体重が好きだから」と体重を増やしたがらない方は少なくありません。でも、そういう方ほど、なんとなく元気がないように感じられることがあります。 雰囲気や発するオーラも、どこか暗くなってしまいがちです。
神経伝達物質
心の安定・意欲・嬉しさ・心地よい睡眠などを支える神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン、メラトニン)は、原料が不足すると作られません。 つまり、メンタルの安定には栄養が必要不可欠なのです。
必須栄養素と食品これらを作るための必須栄養素と代表的な食品は次のとおりです。
・鉄 :牛肉・魚などの赤身、ほうれん草、ひじき
・ビタミンB6 :赤身魚、サツマイモ、玄米、鶏肉、豚肉
・葉酸 :納豆、枝豆、いちご、アボカド、ほうれん草、ブロッコリー、レバー
・ナイアシン :豚肉、鶏肉、きのこ、ピーナッツ、カツオ、マグロ、さば、さんま、たらこ
・銅 :貝類(牡蠣・あさりなど)、イカ、タコ、干しエビ、レバー、ナッツ類

