・再び
1秒を争うような緊迫感ある現場に、わざわざお礼の電話はいかがなものか? もちろんそれも考えました。なので電話がつながった瞬間、私は以下のように手短に用件を伝えたのです。
「すみません! 2週間前にこちらの電話で救急車を呼んでいただき、結果心筋梗塞だったんですが、みなさんの迅速な行動のおかげで命が助かりました。本当にありがとうございました!」
さっさと電話を切ろうとしたところ、女性のオペレーターの方が「ちょっと待ってください。こんなに嬉しいことはありませんので、ぜひ “都民の声” にご連絡いただけますか?」と言うではありませんか。
「都民の声」とは東京消防庁にあるセクションの1つらしく、電話対応をしているそう。私はお礼をして、すぐに「都民の声」に電話しました。
・都民の声
電話対応してくれたのは男性オペレーターの方で、声だけ聞く限り若そうな方。先ほどと同じようにお礼を告げると、救急車を呼んだ日付けとおおよその場所を聞かれました。そして……
「ご丁寧にありがとうございます。わざわざお礼をいただいたことは、必ず対応したであろう現場の人間たちに伝えます。命が助かって何よりです。本当に我々にとっても1番の励みになります」
お礼に私のエゴの要素が含まれていることは否定しません。……が、私は「お礼を伝えて良かったな」と心の底から思いました。私と同じように消防庁にお礼を伝えたい人は、ぜひ「都民の声」を覚えておいてください。
参考リンク:東京消防庁「都民の声」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24. ※院内の写真は病院に許可をいただいて掲載しています
