・『大新疆』池袋中華街
さて、ここまで来たら少しばかりディープな世界に足を踏み入れたくなってきたんじゃないだろうか。そんな人にオススメしたいのが池袋中華街の片隅の雑居ビルに佇む『大新疆』である。平日税込1200円、土日税込1300円であるここのランチバイキングは……
なんとウイグル料理。ただでさえ珍しいウイグル料理の店で、さらに食べ放題なところに池袋中華街クオリティーと言える。メニュー的に見たことない料理も多く、その雰囲気はもはや非日常感。雑居ビルのエレベーターで日本じゃない世界に迷い込んだような感覚になれるスポットである。
・『アリヤ清真美食』池袋中華街
ディープさで言うと、外観からすでにディープなオーラを放っているのが『アリヤ清真美食』だ。この店が取り扱うのは中国の少数民族・回族の料理。ランチは定食注文で副菜が食べ放題になるシステムだけど、副菜が充実しすぎているので普通の食べ放題とあまり変わらない。
ちなみに、最も安い定食「マーラー羊背骨鍋定食」は税込1155円だった。回族は中国最大のムスリム民族集団なので、回族料理はハラール中華とも呼ばれる。中国の広さを池袋で感じられる稀有な店だ。
・『一念100』池袋東口側
池袋中華街のガチ中華ランチバイキングの層の厚さは十分伝わったかと思うが、実は西口側だけでなく、東口側にもランチバイキングがある。それが『一念100』だ。エレベーターのドアが開くとガンダムが立っているこの店。
サブカルみを出してるチャライ飲み屋かと思いきや、その中ではガチ中華ランチ食べ放題が開催されている。しかも、税込1300円の食べ放題にしてはメニューが30種類くらいある。私が初めて訪れた時は食べログはおろかGoogleマップにさえ情報が載ってなかった。その冒険感もガチ中華の魅力なり。
・『羊名天下 羊湯館』上野アメ横
最後は上野アメ横。ガチ中華と言えば上野も熱いスポットだが、この店の売りは羊のスープである羊湯。日本に浸透してなさすぎるメニューで攻めてくるところは誠にガチであると言えよう。そんなこの店のランチは最安が「ミニ羊雑湯(税込880円)」なのだが……
おまけでついてくる食べ放題メニューに唐揚げがある。すなわち880円で唐揚げ食べ放題になるのだ。私が訪れた際は副菜にゆで卵や揚げパンもあった。この揚げパンもサクサクしててウマイんだよね。入ってビックリ隠れコスパ最強店という発見にアメ横の面白さを感じた店。
──以上、35店巡った私のオススメ店9選でした。1000円前後のランチ食べ放題というコスパ的な側面から入ったため、ガチ中華マニアとは言えない私。ガチ中華って隠れてることが多いので、主に、街を歩いて看板とかを見て探した4カ月であった。
これからも足で探して行こうと思っているが、前述した通り見つからなくなってきているのも事実。そんなわけで、もし、連載『ガチ中華ランチ紀行』で紹介してない1000円前後のガチ中華バイキングを見つけたらリクエストボックス等で教えていただけると幸いです。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
