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「迎撃音の中でネイルを…」ドバイ在住10年の日本人ネイリストが明かす“戦時下の日常”と「ドバイ案件」の真実

「迎撃音の中でネイルを…」ドバイ在住10年の日本人ネイリストが明かす“戦時下の日常”と「ドバイ案件」の真実

「ネイルの枠にとどまらず、表現者でありたい」

――ネイリスト以外にもさまざまな活動をされていますね。

私にとってネイリストは大切なアイデンティティの一つ。でも、その根底にあるのは「自分は表現者(クリエイター)である」ということ。

ネイルの枠にとどまらず、表現者でありたい。その感情から、現在は音源の制作をしたり、ステージパフォーマンスにも挑戦しています。

これらは単なるエンタメではなく、人間が持つ根源的な生命力やリビドーを、堕落ではなく、逞しく斜め上向きのエネルギーへと昇華する。そんなメッセージを込めた「私の生き様の体現化、ネオ・ドミナンス(自己支配、自己服従) 」としての表現なんです。

――その先に、どのような展望を描いているのでしょうか。

最終的な目標は、世界基準で見ても洗練さが認められる文化人のような立場になることです。

そのために、ネイルアーティストの域にとどまらず、様々な方法で自分の世界観を発信し続けていきたいと思います。

ドバイに根を下ろして10年。この地で懸命に生きる人々のためにと彼女は語る。表現を通して世界を平和にしたいと願う眼差しに強い意志を感じた。緊迫する情勢のなか、彼女が指先に灯し続けているのは、明日を照らす「希望」という名の光なのだろう。

取材・文/木原みぎわ

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