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『ドラクエ12』の方向転換は「保守的」なのか? 「お二人の遺作に相応しいものを」の意味

『ドラクエ12』の方向転換は「保守的」なのか? 「お二人の遺作に相応しいものを」の意味

「明るくワクワク」は保守的な変更? それとも…?

「ドラクエ」シリーズの展開は多岐にわたり、その歴史も長い歩みとなりました。メインシリーズは常に、堀井氏、すぎやま氏、鳥山氏がそれぞれの分野で力を尽くし、その成果を受けた多くのスタッフたちの手によって作り上げられてきました。

 しかし、2021年9月にすぎやま氏が、そして2024年3月に鳥山氏も亡くなり、この3人が揃い踏みとなる『ドラクエ』は、今回の『ドラクエ12』がおそらく最後になる見通しです。

 このふたりの死去を受け、堀井氏は「亡くなったおふたりの遺作に相応しいものをと思っています」と、自身のXアカウントで綴ったほか、今回の発表においても「今作も、鳥山先生のキャラクターと、すぎやま先生の音楽とともにお届けします」と述べています。

「ダークで大人向け」の『ドラクエ』という方向性は、プレイ意欲を刺激するほど意欲的な挑戦でした。その切り口が変わってしまい、残念に思う気持ちに駆られてもなんら不思議ではありません。

 しかし、「遺作として相応しいもの」を目指すと決めたための方向転換であれば、これもまた大きな挑戦といえるのではないでしょうか。あくまで推測の域を出ませんが、保守的になったのではなく新たな挑戦に臨んだ結果が、「明るくワクワクするような世界」だったのかもしれません。

 主人公のキャラクターデザインや、鳥山氏も好んでいたメカニカルな描写が多く見られる点など、『ドラクエ12』には単なる保守路線とは言い切れない要素がいくつも見受けられます。真相はもちろん分かりませんが、今は新たな続報を楽しみに待ち、その内容を見てから判断しても決して遅くはありません。

配信元: マグミクス

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