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KADOKAWAの苦境、核心は「異世界偏重」ではない? 大量レーベルゆえの「大傑作見逃し」の罠

KADOKAWAの苦境、核心は「異世界偏重」ではない? 大量レーベルゆえの「大傑作見逃し」の罠

「大ヒット」生み出す仕組みづくりがカギに?

 しかし、毎四半期に複数のアニメをヒットさせ、原作のライトノベルやコミカライズも絶好調…という状況を作り続けるのは険しい道です。KADOKAWAは原作者を増やすべく、カクヨムという小説投稿サイトを運営していますが、後にアガサ・クリスティー賞の大賞を受賞した『同志少女よ、敵を撃て』(著:逢坂冬馬)が掲載されていたにも関わらず、出版のチャンスを逃しています。

 他にも、今後大きなメディアミックス展開が期待される作品が複数の他社から書籍化となっており、現状では「傑作」を見い出す仕組みはあっても、「大傑作」を見つけるのが難しいという問題を抱えています。

 アニメの大ヒットにつながる「大傑作」を見逃さない仕組みは、大量のレーベルを抱えるKADOKAWAだからこそ作れるはずです。このことが、今後KADOKAWAが向き合うべき大きな課題と言えるのではないでしょうか。

配信元: マグミクス

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