『週刊実話 ザ・タブー』で連載中の藤木TDC氏による「漢(オヤジ)の旅」は、全国の公営ギャンブルをめぐるディープツアーガイド。今回は、静岡県静岡競輪場に突撃だ!(2回中の1回)
■バスタ新宿から5時間の長旅、静岡競輪場へ
金のないオッサンの静岡市への旅程は、新幹線こだまと高速バスという2つの選択肢がある。新幹線割引プラン「ぷらっとこだま」が5230円(ドリンク無料サービス付きなので実質5000円を切る感じ)、一方の高速バスは約半分の2800円で行ける。
ドケチ旅は当然、後者だろと新宿のバスターミナル・バスタ新宿から京王バスの午前便に乗り込んだはいいが、東名高速で渋滞にはまり、到着予定を1時間オーバー。なんと4時間半もバスに揺られる旅になった。
静岡駅で降り、駅前から静鉄の無料送迎バスで15分、合計約5時間の長いバス旅の果てに静岡競輪場へたどり着いたが、ナイター開催なので充分間にあった。
筆者が初めてこの競輪場に来たのは2007年。当時1コーナー側にあった吹きさらしスタンドは’13年に改修され、美術館のような美しいガラス張りの建物に変わっていた。
晴れた日は正面に富士山が大迫力で見え、競輪のありがたみが増す。着いたのが2R発走後の16時すぎ。まだ明るく、問題のスタンドから雲に包まれた富士山の姿が見える。美しい。が、ヒラ開催のせいか場内に客は少なく、ガラーン。前に来たときはもっと活気のある競輪場だったのに。
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■的中ゼロの初日、授業料と割り切る撤退
勝負を焦らず3Rは見ケンして4Rから購入。期待の新星、21歳の一守大葵⑤の先行逃げ切りは鉄板、相手が番手の③じゃ面白くないと別線に流したが、結果はライン通りきっちり⑤③⑦でハズレ。
5Rは難解で、西日本⑤⑥①か関東⑦②かのライン二者択一。後者に賭けたらドはずれの⑥①④。当てたかったが丁半で負けたようなもの。そして、この頃にはバス疲れがじんわり襲ってきた。
中途半端に腹も減ったので、売店で100円のおにぎりを購入。モグモグしながら予想した6R、ライン⑦③でスンナリ決まり2連単660円。ヒモ穴を狙ったこちらはハズレ。7R、8Rはかすりもせず、迎えた9R、一番人気で硬くても当てて帰ろうと買った南関+地元④①⑦三連単はゴール前、差されると思った先行①がよもやの逃げ切りで①④⑦。
グヤジ〜!となったところで、時間は19時30分、静岡駅へ向かう無料バスが出る。このバスを逃すと最終レース終了後までバスはない。疲れもあるし、本日は撤退だ。初日成績6戦0勝、勝率、回収率ゼロ。ま、授業料と割り切ろう。
