イオングループの「オリジン東秀株式会社」は昨年8月、うどんを1杯頼むと、うどん・ご飯・天ぷらが食べ放題の夢のようなお店「武蔵野うどん 小麦晴れ」を東京・国分寺市にオープンした。コスパの高さが支持されて、以降新たに2軒を構えている。
「大和フーヅ株式会社」は同じようなスタイルで、そば1杯を頼むとそば・ご飯・天ぷらが食べ放題になるお店「天丼やまと」を埼玉・ふじみ野に出店した。
こちらは独立店舗ではなく、なんとフードコート! イオンタウンふじみ野の中に店を構えたのだ。フードコートで食べ放題だと!? 一体どんな感じになっているのか気になるので、利用してみた。
・フードコートに食べ放題!?
天丼やまとは埼玉・鴻巣市と上尾市にそれぞれ1店舗ずつある丼物・定食のお店だ。2026年5月26日、新業態としてそばをメインにしたお店をふじみ野市に出したのである。
フードコートで食べ放題というのがイマイチわからないので、私(佐藤)は電車を乗り継ぎ、東武東上線の上福岡駅にやってきた。イオンタウンはここから徒歩約15分のところになる。
ふじみ野市役所を過ぎた辺りに、突如として要塞のごとく巨大な建物が出現。イオンはどこに行ってもデカいよな。もはや現代版の商店街といっても過言ではないだろう。
目的のお店は3階の「フードガレージ」と名付けられたフードコートにある。ガレージって、車庫ではないでしょうに。まあ、余計なツッコミは野暮ってもんだな……。
ありました、天丼やまと。一見、どこにでもありそうなフードコートの一店舗に過ぎない。だが、ここは明らかにヨソとは違うオーダーの仕組みを採用している。
それが食べ放題だ。そばを1品頼むと60分間食べ放題。小学生以下は半額で、未就学児は無料となっている。
メニューを見ると、スタンダードなざる・かけ(温)・ぶっかけ(冷)はいずれももっとも安い税込990円。そばの付いていない、生姜焼き定食・唐揚げ定食を頼んでも、そばは食べ放題になる。
もはや、定食とはナニ!? って感じ。何を頼んでも食べ放題がついてきてしまう。えび天そばを頼まなくても、天ぷら食べ放題なんだから、えび天そばを頼む理由はあるのだろうか……。
ちなみに「小麦晴れ」はもっとも安いメニューがざるうどんの税込880円だったので、最低価格はこちらの方が高い。
利用時の注意を見ると、まあだいたい食べ放題のお店に書いてある内容と同じだ。食べ切れる量を取ること。それから60分の時間を守ること。オールセルフなので食器は返却口に返すことなどが書かれている。
注文すると、終了時間の記載された札を渡される。そばを追加で注文する際に、これを提示しなければならない。
・天ぷらバイキング
スターターキットはこんな感じだ。注文したそば(ざるそば)とつゆ、それから天ぷらを取るためのカゴがのった膳を渡される。一旦これを席に置いて、天ぷらとご飯を調達しに行こう。
薬味も取り放題、ネギ・ワカメ・生姜・天かすも好きなように利用できる。
そして店頭の天ぷらバイキング。フードコートにこれが並んでるってなかなかスゴイ光景だ。でも、こうして見ると、決して不自然ではなく、逆になぜ今までフードコートに食べ放題がなかったのか、不思議な気もする。
並んでいるのはちくわ磯辺・れんこん・太刀魚・えび天・ブロッコリー・とり天……。
そして、なす・いかだ揚げ(ごぼうとにんじんを合わせた天ぷら)・さつまいも。それと何かわからないけど、かやくご飯のようなものがあった。その存在に気づかずに私は食べ損ねてしまったのだが、あれは何だったのだろうか……。
ご飯の向こうにあるのは……和風の出汁カレー! カレーも食べ放題だったとは!?
そのほか、ざるやかけ、天ぷらのつゆ各種である。
