ユニクロが提案する、衣服で夏を快適に過ごすための新基準「適材適暑(てきざいてきしょ)」。
近年、日本の夏は記録的な猛暑が続いていますが、一言に「暑い」と言っても、梅雨時期のじっとりとした湿気、真夏の刺すような直射日光、熱がこもる熱帯夜など、環境や時間帯によってその暑さの質はまったく異なります。
ユニクロはそんな多様な暑さに対し、「その時々の暑さや環境に合わせて素材・機能・デザインを選び、衣服で快適さをコントロールする」という新たな服選びの考え方を提案しました。今回、衣服を通じて過酷な夏の生活を支えるユニクロの取り組みを学ぶべく、『適材適暑アカデミー』に潜入取材してきました!
最高気温40℃以上の「酷暑日」時代にどう向き合う?
ステージに登壇したユニクロ ジャパンマーケティング部 部長の古宿瑠美氏は、年々過酷さを増す日本の夏への危機感を示しました。特に、気象庁が最高気温40℃以上の日を正式に「酷暑日」と決定したことに触れ、もはやこれまでの暑さ対策では対応が難しい時代が到来していることを強調。一様ではない夏の暑さや環境の変化に振り回されず、より快適な生活を実現するための新概念として、ユニクロは「適材適暑」を広く発信していくと語りました。
さらに、生活者が直感的に暑さを把握し、その日に応じた最適な服選びを行えるよう、ユニクロは「大型気温計」を店頭に設置する取り組みを発表。「大型気温計」は6月1日より、JR池袋駅中央1改札内店やなんばウォーク店など、全国の駅ナカ店舗を中心とした一部店舗に順次設置されます。気温と連動して「真夏日」や「酷暑日」などを表示するこの気温計は、お出かけ時の服選びを店頭からサポートしてくれます。
熱中症のスペシャリスト三宅医師が解説! 梅雨時期の暑さのメカニズム
続いて、熱中症予防の第一人者であり、救急専門医の三宅康史医師が登壇。医学的知見を取り入れた、過酷な夏を賢く生き抜くための暑さの注意ポイントが説明されました。
特にこれからの時期に警戒すべきは「梅雨時期の暑さ」。高湿度な環境下では汗が乾きにくく、家事や仕事で身体を動かす人ほど体温が急上昇する危険があるため、衣服で汗を効率よく乾かして体温を調節することが大切だといいます。
ユニクロの提唱する「適材適暑」は、こうした高湿度な室内環境をはじめ、雨上がりの照り返しやオフィスでの急な温度差など、あらゆる夏のシーンに対応したライフウェアで心地よく過ごすヒントを提案するアプローチです。
会場内には、ユニクロが誇る最先端テクノロジーを実際に体験できる「商品展示スペース」が用意されており、その圧倒的な機能性を体感することができました。
● 遮熱体験機(UVカット):実際に中に手を入れることで、遮熱機能による温度差をダイレクトに肌で感じられるユニークな体験機。直射日光を遮るテクノロジーの威力を直感的に体感できます。
●「エアリズム」の消臭機能実験セット:ニオイの元に見立てて着色されたアンモニア溶液にエアリズムの繊維を投入すると、溶液がみるみるうちに中和され、白く変化!夏の気になるニオイを抑え込む技術を目の当たりにしました。
●「ドライEX」の速乾性実験:「ドライEX」と「コットン100%」の生地にそれぞれ水分を含ませ、乾くスピードを比較する実験。コットンが湿ったままなのに対し、ドライEXが素早くサラサラになる様子から、その優れた吸汗速乾性が実証されていました。
単なる「服」の枠を超え、どれもサイエンスの力で夏の不快感を軽減し、快適さへと導こうとする工夫が凝らされた、ユニクロの本気度が伝わる展示内容でした。
