「乾燥や刺激感があり、肌のゆらぎで悩んでいる」
そんな悩みを抱えているなら、現在のスキンケアが合っていない証拠です。
スキンケアは、季節に合わせて変えるのが基本。
今回は、あんしん漢方薬剤師の中田早苗さんに、夏のスキンケアについて解説いただきます。
なんだか肌が不安定…それ、見直しどきかも?
夏は気温の上昇とともに皮脂分泌量が増えるため、肌のベタつきやテカリが気になる季節です。
外気温が高いと皮脂が毛穴から流れ出やすくなり、朝のメイク崩れやTゾーンのテカリとしてあらわれます。
皮脂が増えると古い角質や汚れが詰まりやすくなり、毛穴が押し広げられて目立つ原因になります。
肌表面のざらつきもこれが要因です。
また、夏は意外と乾燥しやすい時期でもあります。
汗をかいて水分が蒸発する際に肌の潤いも奪われるため、夏でも保湿ケアは非常に重要です。
表面はベタつくのに内側は乾燥している状態になると、刺激に敏感になり、化粧水をつけた際にピリッとした痛みを感じたり、肌が揺らいだりする原因になります。
今の肌に合わせて整えたい!夏のスキンケア見直し術
ここからは、夏のスキンケアを見直すためのポイントを3つご紹介します。
洗顔は“落としすぎない”やさしいケアに
肌には「皮脂膜」という天然のバリアがあり、皮脂を落としすぎると「もっと皮脂を出さなくては!」とからだが判断し、かえって皮脂量が増える原因になります。洗顔の頻度は、朝晩の1日2回ほどを目安にしましょう。
32~34°Cくらいのぬるま湯を使い、たっぷりの泡で肌を直接擦らないようにやさしく洗うのがポイントです。
保湿は“重ねる量”より“心地よい質感”で
夏の保湿で乳液やクリームの油分を与えすぎると、毛穴詰まりや肌への負担になります。秋冬のようにたっぷり重ね塗りするのではなく、質感を重視したアイテムに変えましょう。
たとえば、さらっとしたテクスチャーの乳液に変更するだけでも、肌のベタつき感を抑えられます。
肌がゆらぐ日は“攻めるケア”をお休みして
肌のコンディションが不安定なときに、ピーリングや角質ケアなどの“攻めるケア”を行うと、肌にダメージを与えて炎症や赤みを引き起こしかねません。肌の揺らぎを感じたら、まずは洗顔と保湿に絞ったシンプルなケアに切り替えましょう。
洗浄力の強い洗顔料を避け、化粧水は手のひらで温めてからやさしく浸透させることを意識してみてください。