急に届いた、答えにくい質問
彼女からそんな質問が来たのは、付き合って初めてのことでした。楽しいかと聞かれて、楽しくないわけがありません。ただ、僕は昔から自分の気持ちを言葉にするのが苦手で、好きとか楽しいとか、面と向かって言うのが照れくさいのです。
彼女がこのところ少し元気がないことには、僕も気づいていました。何か不安にさせてしまったのかもしれない。そう思うと、いいかげんな返事だけはしたくありませんでした。だからこそ、どう答えれば本当の気持ちが伝わるのか、僕なりに真剣に悩んだのです。
考え抜いて出した、僕なりの答え
甘い言葉を並べるのは、僕には嘘くさく感じられました。その場しのぎで「楽しいよ」と書くのは簡単です。でも、もっと確かなことを伝えたいと思いました。
考えた末に、僕はこう打ちました。「楽しくなかったら4年も付き合ってない」。これは僕にとって、何よりの本音でした。楽しくない相手と、4年もの時間を一緒に過ごせるはずがありません。続いてきた毎日そのものが、僕の気持ちの証だと思っていたのです。送信したときは、これでちゃんと伝わるはずだと、どこかで信じていました。
