完成した“たこやき”に新風を吹かせるシェフの凄腕
時間的にも、気分とお腹はしっかりランチモード。腹ペコのベストコンディションで「5種のたこやき食べ比べセット」をいただきます。気温も高く、まわりではビールとともにたこやきを食べている方の多いこと! 何度も誘惑に負けそうになりましたが、この日は、このあと舞台の出番があるのでビールは我慢、我慢(笑)。
まずは『CHEF-1グランプリ2026』の王者、花田シェフ考案の『ネギ山盛り!!さっぱりトロリ「広東ネギダレたこやき」』をいただきます。
口に入れた瞬間、中華料理の王道・広東ソースの風味が口いっぱいに広がり、たこやきなのに中華料理を食べている感覚です! またシャキシャキの山盛りネギの食感が楽しく、中華料理ならではの”コク”とネギの”サッパリ感”が合わさり、何個でも食べたくなる味でした。美味しい~! ドラがバ~ンと鳴ったような衝撃です!

続いて岩名シェフ考案の『バジルとアーモンドの香り華やか「シチリア風トマトたこやき」』をパクリ。
たこやきの上にかかっているトマトソースが、こってり食べ応えもありながらサッパリしていて、まるでイタリアンを食べているよう! また、かみしめるとアーモンド、オリーブオイル、出汁、バジルのさまざまな香りがして、一口で何種類もの味を楽しめることができるハイブリッドたこやきでした! Buono(ボーノ)!!
シェフが考案した新・定番たこやきのあまりの美味しさに圧倒されすぎたので、いったんシンプルな「ソースマヨたこやき」を食べて、落ち着きを取り戻すことにした私。”いつもの”たこやきを一口。……いや、めちゃくちゃ美味いんかい!!
たこやきが生まれて約90年。これまで多くのひとたちに愛され、守られ続けている理由がわかりました。ソースとマヨネーズ、この組み合わせは原点であり、王道なんですね。
だからこそ、完成した味を別の角度から更新しようとするシェフたちには、凄みすら感じます。”いつもの味”とはまったく違う角度から、”新・定番”にふさわしい逸品を仕上げるシェフたちの腕に、ただただ脱帽です。
お家で“CHEF-1たこパ”にチャレンジできる!
続いていただいたのは、楠シェフ考案の「和風だしマヨのコクが効いてる!!『ニラマヨたこやき』」。ん~これも美味しい! ニラは薄口醤油をたっぷり含んでいて、マヨネーズと合わせるとクセになる味わい。
個人的にニラとマヨネーズが大好きなので、たまらない一品でした。また、アクセントの黒七味でコクと香りがプラスされて、腹ペコのときはもちろん、お酒のお供にも相性が良さそうです! ビールを飲めなかったのが悔しい……(笑)。
そして最後は山下シェフ考案の「昆布の旨味とトロミが包み込む『紅ショウガ昆布たこやき』」を! こ、これも美味しすぎる……!
口に入れるとまず紅生姜、玉ねぎの酸味を感じるのですが、昆布で包んでいるので酸味に旨味がコーティングされています。いい感じの食感のギャップに加え、カボスやトマトジュースの風味がたこやきのこってり感と相性が良く、口の中がなんとも楽しい!
というわけで、これにて完食、ごちそうさまでした!

5種類のたこやきは、どれもそれぞれの個性が光りまくり! 同じ”たこやき”という名前ではあるものの、食べるたびに別の料理と出会っているような感覚でした。もちろん、どれもがちゃんと”たこやき”として成立していて、まさに「新・定番」にふさわしいものと感じました。
昔から多くの人に愛されてきたたこやきには、まだまだこんなにも余白がある。シェフたちの自由な発想と確かな技術によって、その新たな可能性を感じることができました。
たこやきって、こんなに自由で、こんなに奥深いものだったんですね!
ちなみにいま、なんとシェフ考案のたこやきのレシピを特設サイトで公開中! これなら、自宅で”CHEF-1たこやきパーティー”も開催できますね! ぜひ皆さんも、新・定番を味わってみてください! 来年のCHEF-1グランプリの開催が楽しみです!
