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持ち物も彼氏まで欲しがった私が、幼馴染を失って初めて知った本当の願い

持ち物も彼氏まで欲しがった私が、幼馴染を失って初めて知った本当の願い

追いつけなくなった背中

しばらくして、彼女が地元を離れると聞きました。都心で働き始め、見たこともない世界へどんどん進んでいきます。私はもう、同じバッグを買うことも、同じ店に通うこともできません。彼女が選ぶ暮らしは、真似をしてどうにかなるものではなかったのです。遠ざかっていく背中を見ながら、私はようやく気づきました。私が欲しかったのは、彼女の持ち物でも恋人でもなく、彼女の隣にいられる自分自身だったのだと。

そして...

それから私は、誰の真似もしなくなりました。自分が何を好きなのかを、少しずつ自分で選ぶようになったのです。ずいぶん経って、私は彼女に一通のメッセージを送りました。もう誰の真似もしていないこと、そして最後に一行だけ、こう書きました。「あなたの真似をしていたのは、あなたが羨ましかったからじゃないの」。本当に伝えたかったのは、その先の言葉でした。置いていかれるのが怖くて、あなたにしがみついていた、と。けれど、その一行だけは、どうしても打てませんでした。

彼女を困らせ続けた私が、最後まで自分の本心をちゃんと伝えられなかった。それが、今も消えない後悔として残っています。

(30代女性・パート)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

配信元: ハウコレ

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