「毎日1時間走ろう」「筋トレは絶対休まない」など、高すぎる目標を掲げて挫折した経験はありませんか? ダイエットに必要なのは“ストイックさ”ではなく“継続できる習慣”。過度な努力は心身を疲弊させ、むしろ失敗の原因になりがちです。そこで今回は、無理なくダイエット継続につながる【運動習慣】の作り方を紹介します。
頑張りすぎは長続きしない
短期間で成果を出そうと、毎日ハードな運動を詰め込む人は少なくありません。ですが、筋肉には修復のための休養が必要で、休みなく動き続けると疲労が蓄積し、ケガや体調不良のリスクが高まります。

さらに「こんなに頑張っているのに成果が出ない」と焦りが募ると、運動自体が嫌になり、最終的には“ゼロ運動”に逆戻り…。これでは本末転倒です。ダイエットは短距離走ではなくマラソンのようなもの。頑張りすぎて燃え尽きるより、無理なく続けられるペースを作ることが成功の近道になります。
モチベーションには“波”があって当然
目標通りに運動習慣が続かなかったからと、「モチベーションをキープできない自分が悪い」と自分を責める必要はありません。人のモチベーションは常に一定ではなく、体調や忙しさによって波があるのは当然。大事なのは「サボった」と自己嫌悪するのではなく、「今日はできなかったけど明日はまたやろう」と柔軟に切り替えることです。
小さな行動でも積み重なれば大きな変化になります。ウォーキングを10分だけ、ストレッチを数分だけでも十分。「少しでも体を動かせばOK」と思うことで、続けやすさは格段に上がります。
