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松屋の新作「ネオトマトごろごろチキンカレー」、ごろチキ好きほど意見が分かれそうな味だった

松屋の新作「ネオトマトごろごろチキンカレー」、ごろチキ好きほど意見が分かれそうな味だった

・チキンはマスト

言わずもがな、チキンも実にいい仕事をしている。ゴロッとしたサイズ感は健在で、食べ応えも十分。このチキンが入ることで、「ネオトマト」は松屋らしいパワー系カレーとして成立している。

ちなみに『ネオトマトカレー』単品(税込680円)も用意されているが、私(あひるねこ)としては断然チキンありをおすすめしたい。

しかしだ。ここからは「ごろチキ」を愛する者の一人として、どうしても気になってしまった点を正直に告白せねばなるまい。

先ほど「チキンもいい仕事をしている」と書いたが、本音を言えば、そこに「ごろチキ」ほどの絶対的な必然性は感じ取れなかった。

「ごろチキ」の凄みとは、あの刺激的なルーとチキンがバチバチと火花を散らし、スパークした結果として生まれる唯一無二の爆発力にある。

どちらか片方だけではダメなんだ。あの二人(ルーとチキン)じゃないと、「ごろチキ」は「ごろチキ」たりえないのである。

・愛ゆえに気になったこと

しかし、今回の「ネオトマト」におけるチキンは少し違う。

たしかに全力で仕事はこなしてくれている。しかし、このルーと運命共同体として、腰を据えて付き合っていくという強い決意までは感じられない。

大変失礼ながら、「タイミーで来ました」とでも言いたげな、ビジネスライクな軽さがどうしても拭えないのである。

もちろん仕事には真面目に取り組んでくれているのだが、「ごろチキ」の熱量にあてられた者からすると、心のどこかで一抹の寂しさを覚えてしまう。

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