鏡に映る自分と、街で見かけたあの人——同じような服装なのに、なぜか印象が違うと感じたことはありませんか?実は“おしゃれ”と“おば見え”を分けるのは、アイテムそのものではなく“着こなしのバランス”。重心の取り方や素材感、余白の出し方など、ほんの少しの違いが印象を大きく左右します。そこで今回は、大人世代がやりがちなNG例と、今っぽく見える正解ルールを比較しながら解説します。
【ルール1】重心バランスで見た目年齢が変わる
重たく見える原因の多くは「重心の低さ」。ロング丈のコートにワイドパンツを合わせると、全体のシルエットがずんぐり見えて老け見えしてしまいます。
一方で、今っぽく見せるなら“上に抜け感”を作るのが正解。クロップド丈のジャケットやIラインのロングコートなど、重心を高めるアイテムを選ぶだけでスタイルアップ効果も抜群。印象を左右するのは、実は丈感とバランスなんです。
【ルール2】“頑張りすぎ”より“余白を作る”が今っぽい
大きなアクセサリーや太ベルトでウエストを締めすぎると、逆に時代遅れな印象に。きちんと見せようとするあまり、“頑張りすぎ”が見えてしまうのです。
今のトレンドは、あえて“力を抜いた上品さ”。ノーカラーのストレートコートや、薄手のスカーフをさらっと垂らすくらいがちょうどいいのです。自然な余白を残すことで、大人の余裕とこなれ感が生まれます。
