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ポイントは「トゥルーワイヤレス疲れ」?──オーテク 話題のUSB-C有線×ノイキャンイヤホンはどのようにして生まれたのか?

ポイントは「トゥルーワイヤレス疲れ」?──オーテク 話題のUSB-C有線×ノイキャンイヤホンはどのようにして生まれたのか?

●手に取りやすい価格でノイキャンを気軽に使ってほしい 有線だからの強みも


──では、ノイキャンについてはどうでしょうか?
永山 ノイキャンって、ユーザーからの需要が高い機能ではあるのですが、どうしても高価格帯になったり、ワイヤレスだけになったり、選択肢が限られている現状がありました。
 ノイキャン機能をもっと気軽に使ってほしい。有線ならではの安定性と気軽さ、そして高いコストパフォーマンスを目指して「ATH-CKS330NC」を開発しました。
──開発するうえで苦労した点は。
永山 「コスパ・ノイキャン機能・音質」を両立すること、ですかね。中でも、周囲の音を遮断しつつ満足感のある音にする、音づくりの部分は一番時間がかかりました。特に「ATH-CKS330NC」は重低音を特徴とする製品。いかに迫力を残しながら、ノイキャンを機能させるか常に意識してきたところです。
永山 一方で、最新モデルの「ATH-CKD7NC」では、有線の強みを発揮できた部分もありました。
 このモデルは、アルミを精密切削加工して筐体を製作しています。アルミは振動を抑制し音質を高める効果があるのですが、TWSですと、金属が電波に影響を及ぼす可能性があるので、使用が限られることがあるんです。このアルミ筐体は、有線だからこそ実現できたといえます。

●有線の快適性 再認識のきっかけに レトロブームも追い風


──発売後の反響は?
永山 久しぶりに有線を使ってみて「快適だった」という声が多かったです。会議で使われることも多いみたいで、長丁場になっても途切れることがないのが使いやすいとか。
 あとは、ENCマイクを搭載しているので、周囲のノイズを抑え、クリアな声を相手に届けられるのも選ばれるポイントだったみたいです。
──逆に意外に感じたユーザーの声などはありましたか?
永山 USB Type-C有線イヤホンをコロナ禍に投入した頃と比べると、若い方の購入比率が上がってきましたかね。
 少し前は、時代遅れのイメージを持たれる人もいらっしゃったかもしれません。しかし今では一周回って、有線がファッションやカルチャーの一部として取り入れられている。そういった市場変化を感じました。これも逆に今では珍しいかもしれませんが、ケーブルにクリップがついていて留められるのが良いという声もありました。
永山 ちょっと驚いたのが「ATH-CKS330NC」のU字ケーブル。「左右の長さが違いますが、これ壊れてませんか」と問い合わせがあったくらいで(笑)。マイクが最適な位置に来るように計算して採用してみたんですが、今では珍しいみたいですね。
 ただ、U型コードを歓迎する声も少なくありません。使用しないときは首にかけられたり、タイピング時にコードが邪魔にならないなど、他のモデルにも反映してほしいといった声もいただいています。
──有線でノイキャン。今後の製品展開については。
永山 「ATH-CKD7NC」は発売直後から品薄状態が続いており、ユーザーにも好評をいただいています。「USB Type-C有線×ノイキャン」のモデルは、ノイズキャンセリングと音質の部分で、層を広げることができたのかなと感じています。
 今後も、有線ならではの魅力を進化させていき、より多くのユーザーのライフスタイルに寄り添うような商品展開を続けていきたいです。
配信元: BCN+R

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