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引っ越しの見積もりで荷物を少なく伝えた僕が、彼女に隠していた本当の弱さ

引っ越しの見積もりで荷物を少なく伝えた僕が、彼女に隠していた本当の弱さ

二人の新しい生活に向けて

付き合って2年になる彼女と、一緒に暮らすことを決めたとき、僕は心から嬉しく思いました。彼女が安心して過ごせる部屋にしたい。そんな気持ちで、新しい住まいを探していました。

ただ、ひとつだけ気がかりがありました。引っ越しにかかる費用です。敷金や礼金、家具の買い替え。気持ちが先走るほど、必要なお金は膨らんでいきます。僕は彼女に負担をかけたくなくて、その多くを自分でなんとかしようと考えていました。

つい口をついて出た言葉

業者の方が部屋を見て回るあいだ、僕の頭の中は費用の計算でいっぱいでした。少しでも安いプランにできないか。荷物の量を抑えれば、その分料金も下がると聞いていたのです。

彼女の本棚やクローゼットの前を通ったとき、僕は反射的にこう言っていました。「彼女の荷物は少なめなので、これで足りると思います」。隣で彼女がこちらを見たのは、わかっていました。けれど僕は、目を合わせることができませんでした。荷物が少ないなんて、本当は思っていません。ただ、お金の話をその場でしたくなかった。その一心で、彼女の荷物を口実にしてしまったのです。

配信元: ハウコレ

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