・大人が4回も乗る
まずは王道の馬を選択。
レトロな音楽とともに、メリーゴーランドがゆっくりと回り始める。周囲の景色は、ショップやカフェ、そして買い物客たちだ。
正直、最初は少し照れくさかったが、意外と楽しい。というか、かなり楽しい。買い物帰りの人や、ランチに向かう人たちが通る横で、クルクルと回転しているアラフォー。
客観的に見ると少々シュールだが、ショッピングモールの中でメリーゴーランドに乗るという非日常感はなかなかクセになる。
運行は15分ごとに行われており、最初は1回だけのつもりだった。しかし、乗り終わる頃には、次に乗りたい場所を探している。空いていたこともあり、気づけば4回も乗っていた。
・マニアが熱く語っていた理由
そういえば、以前、友人はこんなことも言っていた。
「遊園地って閉園すると、乗り物もなくなっちゃうことが多いんだよね。でもこれは今も動いているのがすごい」
正直、その話を聞いたときはピンと来ていなかったが、実際に訪れてみると少し分かった気がする。
単なるレトロな遊具ではなく、小山ゆうえんちの記憶そのものが回り続けているようにも見えた。
なお、この話になると友人のテンションは急上昇する。その熱弁を要約すると、主なポイントは以下の通りだ。
・このメリーゴーランド、「小山ゆうえんち」に来る前は2002年に閉園した「横浜ドリームランド」にあったもの。「横浜ドリームランド」と「小山ゆうえんち」2つの遊園地の想いをのせて回ってるところが素敵すぎる!
・ショッピングモールの名前に「おやまゆうえん」と入っているのがエモい。
・メリーゴーランドがあるエリアが、「メリーゴーランドタウン」という名前なのも、メリーゴーランドが主役という感じで良い!
・夜はライトアップされて幻想的な雰囲気に!
・メリーゴーランドの近くにある、ティーカップ型のベンチ。実はこれも「小山ゆうえんち」で回っていたもの!
正直、情報量にまだ追いつききれていない部分もあるが、「また乗りたい」と思ったのは事実だ。
遊園地がなくなった今も、子どもたちを乗せ、ときには私のようなアラフォーも乗せながら、このメリーゴーランドは回り続けている。
