大反対の父を変えた時間厳守の送り迎え
長男が空手の自主練をしたいと言い出してから、夫は毎週4回、仕事終わりに妻の実家へ迎えに来るようになりました。造園業の仕事を17時までこなし、そのまま17時50分ぴったりに到着。練習後は門限の10分前にきっちり送り届ける。それを一度も遅れず、4カ月間続けたのです。最初は無表情だった父も、責任を持って孫を預かり、真摯(しんし)に向き合い続ける夫の姿に少しずつ変化。ついには「今度カニ鍋するけど来るか?」と声をかけるまでになります。
スタジオには、妻の両親と3人の子どもたちも観覧に。父は夫へ「妻も入れて4人、面倒を見るという意思を示し続けてくれた。2人でこれからも頑張ってください」と言葉を贈ります。
こうして2人は、出会いから1年で結婚。夫が“パパ”になってから子どもたちの笑顔が増えたと妻は語りますが、子どもたちからは新婚夫妻のラブラブぶりも暴露されます。2時間しか離れていないのに、帰ってくるなりイチャイチャと名前を呼び合う2人に、長女は「あきれてる」とバッサリ。さらに次女は、子どもたちが夫の膝に座ろうとすると、妻が「ママの特等席や」と割り込んでくると不満を訴え、藤井さんも「譲ってあげてください」と笑います。
生徒の保護者と空手道場の先生という関係から始まった恋。夫の真っすぐな手紙と、毎週4回の誠実な行動は、大反対だった父の心まで動かしました。笑いと涙、そして家族の再出発が詰まった新婚ストーリーを届けます。

