理由がわからないまま、距離が空いて
それから私は、彼とどう接していいのかわからなくなりました。嫌われるようなことをしただろうか。あの謝辞は、私への気持ちがその程度だという合図なのだろうか。考えれば考えるほど、答えのない問いばかりが増えていきます。彼の顔を見るのがつらくて、用がなければ話しかけないようになりました。気になっていた相手だからこそ、名前を外されたという事実が、思っていた以上に長く心に残りました。
そして...
結局、彼がなぜ私の名前だけを外したのか、本当のところはわからないままです。けれど、ひとつだけ自分で決めたことがあります。あの謝辞に名前があってもなくても、私がプロジェクトのために動いた事実は変わらない、ということです。誰かの一覧に載るために頑張ったわけではありません。彼の気持ちも、彼にしかわからない理由も、いつか聞ける日が来るのかもしれません。それまでは、自分の仕事を自分で認めてあげようと思います。今はまだ、少しだけさみしいけれど。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
