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「まるでアベンジャーズ」ムーディ勝山が明かす、総勢37人“一発屋LINEグループ”のメンバーと実態

「まるでアベンジャーズ」ムーディ勝山が明かす、総勢37人“一発屋LINEグループ”のメンバーと実態

“一発屋”リアル会合、グループの恒例は…

――「一発屋LINEグループ」はどんなときに動くんですか?

とにかく明るい安村が海外の番組で活躍したときや、誰かが結婚したときなど、基本的にはお祝いごとのタイミングで動きますね。ゆってぃが結婚したときには、グループ恒例で、それぞれの持ちギャグを交えてお祝いのメッセージを送り合いました。「おめでフォー!」(HG)とか、「めでたいやないか~い」(髭男爵)といった感じで(笑)。

――ムーディさんはどんなふうに祝福されたんですか?

僕は「幸せ、右から左に受け止めましたね」と送りました(笑)。そのやり取りが面白すぎてXに投稿したところ、「いいね」が18万もついて。「誰が言ったのか想像できるのが悔しい」ってコメントも多く寄せられて、改めて“一発屋”の圧倒的な知名度を実感しましたね。

――リアル会合もあるんですか?

ありますよ。年1~2回、小島よしおが見つけてきた東京の焼き鳥屋を貸し切りして、集まったりしています。

――その会合では、どんな会話で盛り上がるんですか?

基本的には“傷のなめ合い”ですね(笑)。「最近こんな仕事があって、この部分がうまくいかなくて…」「それはかわいそうだったね」「大丈夫、僕も同じ経験あるよ」みたいなやり取りが多いです(笑)。あとはお互いのギャグを言い合って、すかすことなく、とにかく笑い合っています。

――このグループを作ったことで、励まされたり、救われたと感じることはありますか?

やっぱり、同じ境遇の仲間がいることですね。「自分だけじゃないんだ」と思えるし、今もみんなそれぞれ頑張って活動しているので、「自分も頑張ろう」とすごく励みになります。ちなみにクマムシやにゃんこスターは、自分たちから「入れてください」と言ってきたくらいですから。

――それはなんでですか?

やっぱり孤独だったんだと思います。僕らみたいに気持ちを分かり合える相手が欲しかったんじゃないですかね。実際に、初めてクマムシが飲み会に来たとき、みんなに温かい言葉をかけられて、「ほんとに…あったかいんだから~」って言って帰っていきました(笑)。

――改めてムーディさんなりの“一発屋”の定義を教えてください。

昔は、紅白歌合戦に出場したかどうかが、一つの基準でした。その年にブレイクした芸人は紅白に呼ばれることが多かったので。

ただ、“一発屋”という言葉には、かつてはどこかネガティブなニュアンスも含まれていたんです。でも最近は、僕らが元気にネタを続けている姿を見て、テレビでも“一発屋”ではなく、“レジェンド”と呼ばれることが増えてきました。コンプライアンスの時代の影響なのか…それはそれで、ちょっとやりづらさもありますけど(笑)。

――現在の活動で大切にされていることは何でしょうか?

当時のギャグを今も全力でやり続けることです。僕が一番うれしいと感じるのは、子どもの頃に聴いていた曲を歌っていたミュージシャンが、紆余曲折を経て、自分が大人になった今でも変わらずその曲を歌い続けている姿を見たときなんです。「ずっと歌い続けてくれてたんだ」ってすごく感動する。それは“一発屋”にも通じるものがあると思っています。

もちろん“一発屋”の中には当時のネタとは別のジャンルに挑戦して成功している人もたくさんいますが、僕は見た目も含めて、できるだけ当時と変わらないまま、これからも全力で「右から左へ受け流す」を歌い続けていきたいと思っています。

取材・文/木下未希 撮影/村上庄吾

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