
【カローラクロス・ヴェゼルの刺客】日産「キックス」がフルモデルチェンジ!サイズ拡大&300万切りでコンパクトSUVの勢力図はどうなる?の画像一覧
日産自動車のコンパクトSUV「キックス」が、ついにフルモデルチェンジを果たした。ひとまわり大きくなったボディに、スニーカーをモチーフにした遊び心あふれる意匠をまとい、中身には日本初となる第3世代「e-POWER」を搭載。ライバルがひしめく激戦区に、300万円を切る戦略的なスタート価格で殴り込みをかける新型の実力を、詳細に紐解いていく。
ライバル勢に真っ向勝負!ひとまわり大きくなった新型「キックス」の立ち位置
実は「キックス」という名称は、2008年から2012年までは販売されていた軽自動車(三菱パジェロミニのOEMモデル)でも使われていたが、そのスペルは「KIX」で、現在の「キックス(KICKS)」とは異なるもの。
現在のコンパクトSUVとして生まれ変わった初代「キックス」は、ジュークの後継車として、2020年6月に国内でデビュー。1.2Lエンジン+モーターのシリーズハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載し、「電動化技術の価値をより多くのユーザーに届ける日産のコアモデル」という重要なモデルとしての登場となった。
日産のモデルラインナップにあっては「ノート」と「エクストレイル」の中間に位置付けられ、トヨタのカローラクロスやホンダのヴェゼルなどがライバルと目されてきた。
ただ、その車名のいきさつから来るモヤモヤや、価格的にライバルよりやや高めの設定であったことなどから、期待されるような大ヒットとはならなかった。
モチーフはスニーカー!? 遊び心あふれる大胆デザインと最新インテリア
今回登場した新型「キックス」は、従来型より70mmほど長く、40mm幅広く、10mm高く、そしてホイールベースも35mm延長され、ひとまわりボディサイズが大きくなったのが、まず大きなポイント。
それとあわせてスタイリングも一新され、アメリカンフットボールのヘルメットから着想を得たというフロントマスクや、スニーカーソールから着想を得たディンプル(ポリゴン)パターンのリアバンパーなど、先進的で大胆なデザインが採用されている。

インテリアは「モダンで開放的な居心地の良い空間」がデザインテーマで、インストゥルメントパネルやセンターコンソール、ドアトリムに、合皮やファブリック素材で仕立てたソフトマテリアルを採用して、上質さと触れた時の心地よさを追求。
インターフェイスにはGoogle搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムや、12.3インチのデュアルディスプレイを採用した統合型ディスプレイが装備され、操作性も向上している。
