「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」「寝つきが悪い」と感じていませんか?
それは単なる睡眠不足ではなく、自律神経の乱れが関係しているかもしれません。
今回は、忙しい毎日でも取り入れやすい自律神経を整える快眠習慣を、あんしん漢方薬剤師の山形ゆかりさんに教えていただきます。
寝たのに疲れが残る…
「7時間以上寝たのにだるい」「朝からからだが重い」と感じる場合、睡眠の質が低下しているかもしれません。
私たちのからだは、活動モードの「交感神経」と、リラックスモードの「副交感神経」がバランスを取りながら働いています。
しかし、シフト勤務などで生活リズムが乱れると夜になっても交感神経が優位なままになり、からだがしっかり休めない状態に。
その結果、浅い眠りが続き、長時間寝ても疲労感が抜けにくくなってしまいます。
知っておきたい、不規則ライフと自律神経の関係
自律神経は規則正しい生活を好むため、勤務時間が日によって変わるシフト制と相性がいいとはいえません。
とくに夜勤や早朝勤務では、体内時計が乱れやすくなります。
夜になると分泌される睡眠ホルモン「メラトニン」は、生活リズムの乱れや強い光の刺激によって分泌量が減少しやすいです。
これにより、自然な眠気が起こりにくくなり「眠りたいのに寝られない」状態に陥りやすくなります。
さらに、休日の寝だめにも注意が必要です。
長時間眠ることで一時的に回復したように感じても、体内時計がさらにズレてしまい、翌日の寝つき悪化につながることもあります。