こんにちは。デジタルバンク「みんなの銀行」エンプロイーサクセス部の海津です。新卒採用と人財育成を担当しています。
桜のつぼみがほころび始めた4月1日。私たち新卒採用担当にとって、一年で最も特別で、少しだけ背筋が伸びる一日がやってきました。
今年、みんなの銀行には、エンジニア職5名、ビジネス職5名の計10名の新卒社員の仲間が加わりました。
実は、採用担当である私は、彼らがまだ大学3年生だった頃からコミュニケーションを取っていました。当時の緊張した面接の様子や、内定を出した時の弾けるような笑顔、そして就活中の葛藤……。
入社式の会場で彼らの顔を見た瞬間、選考からこの日にいたるまでのそれぞれの思い出が走馬灯のように駆け巡り、採用担当者として胸が熱くなりました。
本記事は、単なる入社式のレポートではありません。キャリア採用が7割を占めるプロフェッショナル集団である私たちが、なぜ新卒採用に情熱を注ぐのか。その答えを、入社式当日の様子、先輩たちの本音、そして未来に向けた育成プログラムを通じてお伝えします。
「守破離」の教えで、プロフェッショナルへの第一歩を。みんなの銀行らしい入社式
みんなの銀行の入社式は、福岡・西中洲にある本社で行われます。
私たちの組織は、約7割が多様な専門性を持つキャリア採用者で構成されており、普段はそれぞれの専門業務に集中する、落ち着いた雰囲気です。しかし、この日ばかりは、新卒社員たちが放つ初々しい意気込みと未来への期待感に満ちあふれていました。
入社式では、頭取の永吉さんとCIOの宮本さんから、祝辞とともに記念品が贈られました。お二人の言葉に共通していたのは、「既存の銀行の枠組みに捉われず、自らの手で未来を書き換えていくこと」への期待でした。
永吉さんからは、プロとして成長するための三段階のステップ「守破離(しゅはり)」についてのお話がありました。
「『守破離』という言葉がありますが、これはまさにデジタルバンクの最前線で価値を創造していくプロセスそのものです。『守』として銀行業務とテクノロジーの基礎を徹底的に学び、『破』として既存の常識を疑い、自分なりの改善を試み、『離』として誰も見たことのない新しい金融サービスを生み出していく。その第一歩を今日、皆さんは踏み出しました。」
その言葉に込められた、未来への期待の大きさを、新卒社員たちは真剣な表情で受け止めていました。
また、宮本さんからは、「目の前の仕事に対する誠実さと、周囲から学び取る姿勢」についてのメッセージが贈られました。優れた先輩たちの背中をよく観察し、良いエッセンスを吸収しながらも、自分自身の基準を持って歩んでほしい。そんな、デジタルバンクのエンジニアを牽引するリーダーからの温かいエールでした。
経営層からの言葉に、10名の新卒社員たちは真剣な眼差しで聞き入っていました。その後、それぞれが行った力強い決意表明。彼らの頼もしい言葉に、彼らの挑戦を全力で支えていく責任の重さを、私たち人事も改めて再確認した瞬間でした。
写真:頭取の永吉さんとCIOの宮本さんからの祝辞に、真剣な眼差しで耳を傾ける新卒社員たち。未来への期待と、プロフェッショナルとしての覚悟がその表情に表れます。
写真:頭取の永吉さん(右)から、新卒社員へ入社証書・記念品が授与されます。ビジネス職は、この瞬間に配属先が発表される、緊張の一幕です。
写真:10名それぞれが決意表明。緊張しながらも、堂々と語る姿はすでに立派なプロの顔でした。
「後輩に会いに来ました!」自発的に生まれた縦のつながり
入社式当日、別室でオンボーディング(導入研修)を行っていると、予期せぬ微笑ましい光景がありました。新卒2年目の先輩社員たちが、仕事の合間を縫って「後輩たちに会いに来ました!」と部屋を覗きに来てくれたのです。
1年前、同じように緊張した面持ちで座っていた彼らが、今では後輩を気遣い、頼もしく笑いかけている。そんな「縦のつながり」が自然と生まれていることに、彼らのこれまでの頑張りを知っているからこそ、胸に迫るものがあります。これこそ、採用担当者として、これほど嬉しい瞬間はありません。
みんなの銀行は、5周年を迎えたばかりの新しい組織です。だからこそ、年次や職種を超えて互いをリスペクトし、困っている人がいれば手を差し伸べる組織カルチャーが根付いています。突然の先輩たちの登場に、さっきまで表情を硬くしていた10名も、一気に笑顔に。この光景は、単なる微笑ましいエピソードではありません。
年次や役職に関係なく、誰もがフラットに教え合い、学び合う。この「縦の繋がり」こそが、変化の速いデジタルバンクにおいて、個人の成長を組織の進化へと繋げる原動力となっているのです。
