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クレンジングこそ、最大のスキンケア。「QUON deep」が1年半かけて生んだ国産ぶどうのミルククレンジング

開発秘話——1年半に及んだ試行錯誤

QUON deepヴァイタライザーミルククレンジングを手のひらに取ったスウォッチ
出典:beautyまとめ

QUON deepヴァイタライザーミルククレンジングを手のひらに伸ばしたテクスチャー
出典:beautyまとめ

この製品の開発には、約1年半という歳月が費やされました。その背景には、決して平坦ではなかった試作の道のりがあります。

暮部社長が「いちばん苦労した」と振り返るのは、「メイク落ち(機能性)」と「理想の使用感」の両立。ミルククレンジングは、配合する油剤の種類によって、メイクの落ちやすさ、洗い流しのスムーズさ、テクスチャー、さらには製品としての安定性までもが変わってしまいます。「肌に負担をかけず、しっかりメイクを浮かせ、納得のできる使い心地」を満たす最適なバランスを求めて、試作と検証が重ねられました。開発の途中、当初進めていた処方では納得のいくメイク落ちに到達しないという壁にぶつかります。

「妥協してそのまま進めるのではなく、一度すべてを白紙に戻し、ベース処方から一から見直すという決断をいたしました」

メイク落ち、心地よさ、洗い流しやすさ、安定性——複雑に絡み合う要素を一つひとつ解きほぐし、検証を重ねた結果、気づけば1年半が流れていたといいます。その妥協なき積み重ねがあったからこそ、自信を持って届けられる一品になった、と暮部社長は語ります。

考え抜かれた処方設計「水のかわりに植物、合成のかわりに発酵と精油」

ここからは、全成分から読み解ける設計のこだわりを、紐解きます。一見ナチュラル志向のやさしい処方に見えて、製剤としての完成度を高めるための工夫が幾重にも織り込まれています!

1. 「水」を、植物の恵みに置き換える
国内表示は配合量の多い順が基本。本品は精製水が成分表の5番目に表示されています。その手前を満たすのは、エルダーフラワー水(セイヨウニワトコ水)やブドウ樹液、チャ葉水・チャ花水、アロエ液汁といった植物の蒸留水や樹液の数々。水分パートを複数の植物の蒸留水へと分散させることで、ただの「水」を主役にしない——"ほとんど植物の蒸留水でできている"といえる、自然派らしい贅沢な土台です。

2. 石油系・ポリエチレングリコール(PEG)に頼らない乳化設計
乳化を担うのは、親水性が高いジステアリン酸ポリグリセリル-10と、親油性のあるラウリン酸ポリグリセリル-4、そしてステアリン酸グリセリル(SE)。性質の異なる植物由来の乳化剤を組み合わせることで、石油系界面活性剤を使わない設計でありながら、メイクを浮かせる力と製剤の安定性を両立させようという、丁寧なバランスがうかがえます。「やさしいのに分離しにくい」を狙った構成です!

3. 発酵の力を二段で取り込む
ワイン醸造の過程で生じる残渣(ぶどうの搾りかす)を、コンブチャでも知られるスコビー菌を用いて発酵させたワイン残渣発酵エキス*6((サッカロミセス/キシリヌム)/ワイン粕発酵液)と、コメヌカ発酵液を配合。これまで活用されなかった原材料を、発酵によって機能性原料へとアップサイクル。さらに、サステナブルでありながら、肌あたりのやわらかさや、潤い感にも貢献します。

4. 「ぶどう」と「大和茶」の恵みを凝縮
「ヴァイタライザー ミルククレンジング」の構成成分を並べかえて、分析してみましょう!

・ぶどう:ブドウ樹液/ワイン残渣発酵エキス/ブドウ葉・茎エキス/ブドウ果実エキス
・大和茶:チャ葉水・チャ花水/チャ葉エキス・チャ花エキス/チャ種子油

水・油・エキスまでを同じ植物で揃え、"ひとつの素材を余すことなく使い切る"構成。茶ポリフェノールとぶどうポリフェノールという保湿・整肌の二枚看板を自然に組み込めている点も絶妙です。なお3種の大和茶エキスは、業界的にも珍しいサブクリティカルウォーター(亜臨界水)抽出を採用し、植物が持つ働きを最大限に引き出しているそう。

5. 肌なじみを考えたオイルの組み合わせ
油性成分は、軽くサラリと伸びるトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルを軸に、オレイン酸を豊富に含むチャ種子油、皮脂に近いワックスエステルで角層になじむホホバ種子油を重ねる構成。重さの異なるオイルを掛け合わせることで、「べたつきすぎず、しっとり落とす」使用感を実現。

6. 抗酸化・防腐も"自然の恵み"で
合成防腐剤にも頼っていません。トコフェロール(ビタミンE)とローズマリー葉エキスで油の酸化を抑え、グレープフルーツ種子エキスや各種精油(ニオイテンジクアオイ=ローズゼラニウム/グレープフルーツ果皮/ハッカ/ラベンダー)で品質をサポート。仕上げにクエン酸・クエン酸NaでpHをやさしく整えます。シトラスミントの香りは、この精油たちが描き出すもの。香りそのものも、設計の大切な一部になっています。
配信元: beautyまとめ

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