
【この進化、もはや別格】スーパー耐久で鍛え抜かれた新型「トヨタ GRカローラ」25式後期に試乗!圧倒的な走りと意外な実用性をプロが徹底レポートの画像一覧
スーパー耐久参戦など、レースシーンからのフィードバックを受けて進化し続ける「GRカローラ」が、25式後期へと切り替わった。ニュルブルクリンクでのテスト評価も反映し、構造用接着剤の使用拡大や補強材追加によるボディ剛性の向上、カーボンルーフによる軽量化を実施。吸気にはクールエアダクトを追加するなど、さらに磨きがかけられた最新モデルの走りと実力をレポートする。
かなり硬派! だが走る楽しさに満ち溢れている
25式前期で足まわりや各種制御の変更、冷却系の強化などが実施されていて、後期はそれを補足する形で、ボディ剛性の向上が図られている。試乗は限られた速度域ではあったが、走りは相当硬派。ただし、不安要素はまったくなく、安心して楽しむことができた。「野性味あふれる走り」に偽りなしだ。
スーパー耐久からのフィードバックもあって、前期で370Nmから400Nmとアップされている。写真右端に映る四角いパイプがクールエアダクトで、グリルから直接外気を取り込む。
6速MTと8速ATが用意され、前者はiMT制御が備わり、シフトダウン時には自動でブリッピング(空ぶかし)してくれるなど、誰でも気持ちのいいシフト操作が可能だ。
GRの4輪駆動システム、GR-FOURの前後のトルク配分はダイヤルひとつで可能。前輪60~30、後輪40~70で連続可変制御するトラックモードは違和感の払拭を含めて、相当煮詰められたモードなだけにサーキット向きだ。そのほかパワートレインでもスポーツなどのモードが備わる。
ドライバーだけでなく、助手席&後席も意外なほど快適
ブラックステッチが施されるインパネ。ステアリングやサイドブレーキのウルトラスエードはオプションとなる。ステアリングの取り付け剛性は高められ、応答性のリアのグリップ感向上も実現した。
ホールド性を徹底的に追求したというだけに、しっかりと体を支えてくれ、高いGがかかってもステアリング操作に集中できる。
実用車ベースだけにリアシートは余裕があって、大人ふたりがゆったり座れる。前席同様に表皮は合成皮革で、ブラック&レッドステッチはともにオプションとなる。
ハッチバックなのでラゲッジルームは広大とは言えないが、カローラだけに必要にして十分な容量は確保されている。
ラゲッジフロア下には、オプションのJBLのサブウーファーを設置。アクティブサウンドコントロールも装備して、走りに合わせてサウンドをプラスする。アクセルオフ時にはバブリング音も出る。
