フロント、リアともに上質で快適なシート!
変更はないものの、肉厚でクッションが効いた作りのいいシートで、もともと不満もない。表皮はZが合成皮革で、Gがファブリックと合皮のコンビ。しっかりと体を包み込んでくれて、長距離ドライブでも快適。EVの走行フィールにマッチしたシートと言っていい。
EVのメリットはフラットなフロア。そのおかげで足もとは広々としていて、ゆったりとくつろぐことができる。高級車的な作りだ。
インパネまわりのデザインは変更されていて、水平基調としたよりシンプルなものとなった。センター部分の形状も変更されて、足元に余裕が出た。
ディスプレイオーディオは14インチへとサイズアップされ、さらに見やすくなった。最新のコネクテッドナビにも対応している。
シンプルなシフトなどはEVのメリットだ。置くだけ充電が運転席と助手席用にふたつ設置され、便利になった。
輸入車勢に真っ向勝負できる「トヨタならではの安心感」
EVは海外勢の攻勢が強まっているが、日々使うとなると国産車の作りやフィーリングがしっくりくるし、モーターになっても変わらないトヨタならではの安心感もある。コンセプトに掲げられた「EVをより身近な存在に」については充電環境も含まれていて、その点のサービスも向上している。
EVらしいけど嫌味のないデザインや爽快な走りなど、bZ4Xならではの魅力は多いことに改めて気付かされた試乗だった。
TOYOTA bZ4X Z(4WD)スペック
全長×全幅×全高:4,690×1,860×1,650mm
ホイールベース:2,850mm
車両重量:1,990kg
●フロントサスペンション:マクファーソンストラット
●リアサスペンション:ダブルウイッシュボーン
●フロントモーター最高出力:167kW(227ps)
●フロントモーター最大トルク:268N・m
●リアモーター最高出力:88kW(120ps)
●リアモーター最大トルク:169N・m
●一充電走行距離:622km ※20インチホイール装着車
●メーカー希望車両本体価格:¥6,000,000(税込)
取材・文・撮影/近藤暁史
