・『道の駅信州蔦木宿』
長野県富士見町にあり、中央自動車道の小淵沢ICからすぐという山梨県との県境近くに位置する道の駅。かつての甲州街道の宿場町としての風情を色濃く残すこの駅は、2026年4月に待望のリニューアルオープンを果たし、新時代の快適さと魅力がさらに爆発した大注目スポットに生まれ変わっている。
リニューアルによって変化したのが、圧倒的な美しさに進化した直売所だ。地元富士見町名産の「ルバーブ」のジャムや加工品、新鮮な高原野菜、蕎麦、おやき、野沢菜が美しく並び、さらに地元の美味しい「日本酒の試飲」ができる特設コーナーまで新設された。
そして県境ならではの面白い特徴として、長野ながら「ほうとう」や「信玄餅」といった山梨県の人気名物グルメも販売されている。1駅で2県分の美味しいとこ取りができるハイブリッドな楽しさがあるのだ。
もちろん、長年激推ししてきた要素も健在。駅自慢の食事処で味わえる名物の「手打ちそば」は、のど越し・風味ともに笑顔がこぼれるほど本当に美味しい。さらに、大自然に囲まれた抜群の開放感を誇る天然温泉施設「つたの湯」の源泉露天風呂やサウナもバッチリ完備されている。
ピカピカに生まれ変わった最新の直売所でお宝を探し、絶品そばをすすり、極上の温泉でととのう。ドライブ旅の疲れを跡形もなく吹き飛ばす、新旧の魅力が見事に融合した至高の癒やし拠点だ。
道の駅名 道の駅信州蔦木宿
住所 長野県諏訪郡富士見町落合1984番地1
営業時間 9:00~20:00(施設により異なる)
定休日 火曜日(祝日の場合は翌日)
・『道の駅遠山郷』
リニューアルオープンといえば、南信州に佇むこの駅の大変身を絶対に忘れてはならない。2025年に大規模な進化を遂げ、単なる休憩所から地域の魅力が爆発する一大拠点へと生まれ変わったのが、飯田市の山あいにある『道の駅遠山郷』だ。
秘境感があり、こんなところにも道の駅があるのかと驚かせてくれるぞ!
今回のリニューアルでマニアの度肝を抜いたのが、地域の暮らしのスーパーとして愛されてきた売店『吉丸屋』が道の駅内へ移転オープンしたこと。館内には、遠山郷のソウルフードである味付け肉「遠山ジンギス」がズラリと並ぶ。
そして、ここで絶対に食べてほしい新名物が、オリジナル「遠山郷バーガー」だ。地元の有名精肉店の豚肉をコクのある味噌とニンニクで味付けしたボリューム満点の逸品。昼過ぎには完売することもあるという、まさに幻のバーガー。早めの確保を強くオススメしたい。
新設された郷土レストラン「善き叶(よきかな)」は、地元の遠山杉をふんだんに活かした温かみのある癒やしの空間。名物「山賊焼き」、「アマゴの唐揚げ」、「ジンギス炒め定食」など個性豊かなメニューが揃う。
さらに、駅内には地元で愛されてきた名湯「かぐらの湯」の温泉施設も健在だ。秘境の絶品ジビエ肉に舌鼓を打ち、極上の温泉で旅の疲れを芯から溶かす。わざわざ車を走らせてでも行く価値がある。次の週末はそうだ道の駅遠山郷へ行こう。
道の駅名 道の駅遠山郷
住所 長野県飯田市南信濃和田456−1
営業時間 10:00~21:00(施設により異なる)
定休日 木曜日
・『道の駅北信州やまのうち』
長野県と言えば日本屈指の温泉天国であり、ここまで温泉施設が併設された極楽のような道の駅を連続して紹介してきた。しかし今回は、道の駅そのものに温泉があるわけではなく、「温泉地の玄関口」として抜群のロケーションを誇る駅をご紹介したい。
それがここ、長野県の有名温泉地・湯田中渋温泉郷の近くにある『道の駅北信州やまのうち』だ。
この駅最大の強みは立地。風情ある街並みが最高な湯田中渋温泉郷や、世界中でここでしか見られない野生のサルが温泉に浸かる姿で有名な「地獄谷野猿公苑」の玄関口にあることだ。
旅の作戦を立てる拠点としてこれ以上ない場所なのだが、館内でも温泉地らしいユニークな情報発信がされている。時期によっては可愛いサルたちが実際に温泉でぬくぬくとくつろぐ姿をライブ配信で見られるので、現地に行ってサルがいなくともがっかりすることはないぞ。
そして、直売所で目を引くのは、この地域で古くから愛される伝統のローカルグルメ「サバタケ」だ。これはサバの缶詰と根曲がり竹を一緒に煮込んだ郷土料理。
他にも渋温泉のいくつかある温泉まんじゅうが道の駅では一気に購入することができる。温泉街をさまよわなくてもおいしい温泉まんじゅうにありつける。あと渋温泉の『金具屋』という旅館は一見の価値があるぞ。絶対見てくれ!
道の駅名 道の駅北信州やまのうち
住所 長野県 下高井郡山ノ内町佐野393-2
営業時間 8:30~18:00
定休日 年中無休(臨時休業あり)
・『道の駅小谷』
最後はやっぱり『道の駅小谷』をご紹介したい。新潟県との県境近く、深い山々に囲まれた秘境感あふれる小谷(おたり)村に佇む、まさに「道の駅の究極系」の1つとしてマニアの間で神格化されている名駅。わざわざ車を走らせてでも訪れる価値のある、圧倒的な満足度を誇る道の駅である。
この駅最大の代名詞といえば、なんと言っても館内に本格的な源泉かけ流しの天然温泉「深山の湯」。美肌の湯としても知られる極上の温泉でドライブの疲れを芯から溶かした後は、お楽しみの爆食タイムだ。
駅自慢の食事処で絶対に食べてほしいのが、圧倒的なリピート率を誇る看板メニュー「温玉かつ丼」。ジューシーで柔らかなカツに、とろ~り絡まる温泉卵のコクが合わさったその旨さは、1度食べたら脳裏に焼き付く破壊力だ。
さらに、ドライブの合間にサクッと味わえる軽食・テイクアウトコーナーの充実ぶりも素晴らしい。長野のブランド魚を一口サイズで上品に味わえる「信州サーモンの手毬寿司」や、外はカリッと中はモチモチのホカホカ「おやき」など、小腹を満たすローカルグルメがズラリと揃っている。
古民家を再生したかのような温かみのある空間で、極上の湯に浸かり、山の恵みを五感で堪能する。長野のドライブ旅を締めくくるにふさわしい道の駅界の桃源郷である。
道の駅名 道の駅小谷
住所 長野県北安曇郡小谷村北小谷1861−1
営業時間 公式サイトで要確認
定休日 毎週水曜日
・長野県の道の駅とは
長野県の道の駅は、ただの休憩所としての枠を完全に超え、それぞれが独立した「最高の目的地」としてのポテンシャルをビンビンに放っている。絶景、温泉、パン、お蕎麦……自分の好みに合わせて最高のドライブコースを組み立てられるしオススメだらけだ。
今回の10選を参考に現地の様子や熱気をもっとリアルに感じたい方は、ぜひYouTubeチャンネル『拝啓、道の駅から』の動画も合わせてご確認いただけると、より楽しい旅のイメージが膨らむこと間違いなしだ!
日本の道路がある限り、私の道の駅放浪旅はまだまだ終わらない。ぜひ次の週末は、愛車のエンジンをかけて長野の新時代の風を感じに行ってみてほしい! 次回のエリア紹介もお楽しみに!!
