・マサディガリーニャ
調べた限り、日本でカーボベルデ料理がいただける機会はかなり貴重。もしかしたらこれが最初で最後のカーボベルデ料理になる可能性すらある。これは行くしかないだろう。
で、到着した「サクラカフェ&レストラン日暮里」はホテルに併設されたレストランで、マサディガリーニャも過去に同ホテルに宿泊したカーボベルデ人の旅行者から習ったレシピらしい。価格は1人前1380円だ。
・実食
やってきたマサディガリーニャにはライスも添えられており、パッと見はカレーライス風。さっそく食べてみると……なるほど。良く言えば素朴な味で、悪く言えば味がメッチャ薄い。
とはいえ、具の鶏肉やジャガイモ・ニンジンあたりは馴染みがある食材ばかりで食べやすい料理ではある。むしろこれだけ塩分を控えているということは、現地の味を忠実に再現しているのかもしれない。
またツルッとメークインに似た食材が「コーンパスタ」で、モソモソとした独特の食感。これ自体が美味な食材とは言わないが、主食になり得るシンプルな粉ものではあるのだろう。
全体を通してマサディガリーニャはインパクトに大きく欠けていたため「めちゃめちゃウマいから食ってみろ!」とはオススメしづらい。一方で素材の味わいを重視したとても優しい料理でもあった。
もしかしたらカーボベルデは「マサディガリーニャ」のように、素朴で優しい国なのかもしれない。初めてのマサディガリーニャは、激ウマではないけれど温もりを感じる料理であった。
