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人気女流雀士が31歳で八丈島へ移住…家賃15万円→3万円、1K→4LDK「東京では壊れてしまうと…」

人気女流雀士が31歳で八丈島へ移住…家賃15万円→3万円、1K→4LDK「東京では壊れてしまうと…」

「東京はいろんな人のニオイがする」

移住後、ぼんやりと起業したい気持ちを持っていた。しかし、何をやるかは具体的に決まっておらず、特産品をつくったり農家を手伝ったりと、いろいろな仕事を2年間経験。そして、移住から約2年後、自家栽培した島唐辛子を加工したブランド「ヤバイ島唐辛子屋さん」を立ち上げた。

「島に来てからキャベツ、レタス、大根、じゃがいもなど30種類くらい野菜を育てました。そのなかで、八丈島で育てやすくて、私も辛いものが好きという理由で島唐辛子農家になることにしたんです。島唐辛子は1年目から収穫ができて製品化できますからね」

現在は朝5時に起床して清掃のアルバイトに行き、7~8時くらいから農作業をしたり自身のブログやSNSで発信をする。その他、居酒屋などでも働いているが、基本的に夜10時には就寝するという生活を送っている。

麻雀プロリーグに参加する時のことを考慮に入れ、飛行機で一本と上京しやすい八丈島を移住先に選んだ。だが、現在プロ雀士は休業中。東京へは商工会青年部の活動として、八丈島の物産展に参加するために訪れることがほとんどだ。

すっかり八丈島の島民となった今、改めて東京で過ごす時間について聞いてみた。

「みんな歩くのが速いなって思います。あと、電車だったり建物だったり密閉された空間も多く、そこでたくさんの人との物理的距離が近い。だから東京はいろんな人のニオイがしますよね。『香水キツイな~』とか(笑)。

やっぱり土の香りと潮風が感じられる八丈島の生活が私は気に入ってます」

何かを得るためには何かを手放さなくてはいけない――。そんな言葉を胸に単身、八丈島に渡って人生をゼロからスタートさせた彼女は、自身がつくる島唐辛子のように、大都会とはまた違った刺激的な生活を送っている。

後編では農家としての生活と、松岡さんの色恋事情に迫る。

(後編へ続く)

取材・文/武松佑季

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