彼女から写真が届いた
その日、彼女が俺の部屋で待っていることは分かっていました。それなのに、最近の自分の態度について何か言わなければいけない気がして、まっすぐ帰るのが怖くなっていました。そんなとき、彼女から写真が1枚送られてきました。
写っていたのは、机の上に置いたままにしていたメモ帳でした。続けて届いたのは、「別れたいってこと?」という一文。その瞬間、血の気が引きました。俺が勝手に抱えていた言葉は、彼女から見れば「別れを迷っている証拠」にしか見えなかったのだと、ようやく分かりました。
そして...
俺はすぐに電話をかけました。彼女が出た瞬間、最初に言えたのは「別れたくないから書いたんだ」という言葉だけでした。もっと早く、もっと分かる言葉で伝えるべきでした。「別れない理由」なんて書く前に、「別れたくない」と言えばよかった。家事をしてくれるからでも、休みが合うからでもありません。彼女がいる毎日を、俺がもう手放したくなかったのです。次に不安になったときは、メモ帳に逃げる前に、彼女の顔を見て話そうと思います。遠回りな言葉で大事な人を傷つけるのは、もう繰り返したくありません。
(20代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
