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「個人が変わっても組織が変わらない」のはなぜか? エグゼクティブ・コーチングの盲点を突く「社長+幹部一体型」の勝算

「個人が変わっても組織が変わらない」のはなぜか? エグゼクティブ・コーチングの盲点を突く「社長+幹部一体型」の勝算

数字の成長と「自分ごと化」の事例――ベトナム進出企業などにみる意識変化実態

本プログラムの導入企業や受講生からは、経営者の軸明確化と幹部の自立性向上に関する成果が数多く報告されている。グループコーチングを通じて、幹部が経営課題を「自分ごと」として捉える意識変革が促されていることが要因だ。

具体例として、ベトナム進出企業では経営者の想いを言語化・再定義し、現地メンバーの価値観に合わせた発信を行うことで、従業員の自発的な提案を引き出す組織へと転換した。また、多忙な経営者が行動指針の策定により意思決定の軸を持ち、ワンマン体制から権限移譲へと組織変革を果たしたケースもある。受講生からは、「指示」よりも「支援」を重視するリーダーシップへの意識変化も聞かれる。ただし、これらの好事例が全ての市場環境で一律に再現されるかについては、今後さらなる実証データの蓄積が必要である。

歯科医師からベトナムでの15年を経て――不確実な時代を生き抜く「変わらない軸」の構造

歯科医師から海外ビジネスへ転身し、15年以上ベトナム等で活動してきた松本氏は、不確実な時代における強固な「パーパス(存在意義)」の重要性を説く。手段が変化しても揺るがない「軸」があれば、組織は迷わない。

同社は今後、日本国内での事業展開を本格化させ、事業承継や次世代リーダー育成に注力する方針だ。経営者の高齢化に伴う後継者不足に対し、単なる業務引き継ぎにとどまらず、培ってきたパーパスや組織文化を正しく次世代へ承継し、経営層と幹部が一体となって成長する組織体制への移行を支援する。このパーパスに立脚したアプローチが、日本の伝統的な中小企業においてどこまで持続的な効果をもたらすか、今後の現場における意識改革の進捗と市場受容の行方が注目されている。

【取材協力】
COACH M INTERNATIONAL COMPANY LIMITED
代表取締役社長 松本瑞代 
https://coachmizuyo.com/ja/

配信元: TREND NEWS CASTER

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