そんな話を耳にしたことはありませんか。
最近は、ドラッグストアでも漢方薬を見かけることが増え、若者__とくに20代の漢方薬購買数は、2018年からなんと4倍にも伸びているという結果が出ています。
一方で、「種類が多くて選べない」「自分に合うものがわからない」という声もよく聞きます。
さらに、漢方薬は自己判断で選ぶと思わぬトラブルに見舞われることもあるので注意が必要。
そこで今回は、美容薬剤師の水谷優実さんに、漢方薬をダイエットに活用する基本の考えについて教えていただきました。
そもそも「漢方薬」ってなに?
漢方薬は、漢方医学の考え方に基づき、複数の生薬を組み合わせて作られた“医薬品”です。
サプリメントや健康茶が「健康の維持・増進」を期待して摂るものだとすると、漢方薬は医薬品として症状改善の効果が認められているんです。
西洋薬と漢方薬、何が違うの?
「漢方薬」と西洋薬の考え方の違いをご存じでしょうか。西洋薬は、「熱があるなら解熱剤」「腫れや痛みがあるなら消炎鎮痛剤」というように、原因や症状が比較的はっきりしているときに、その症状を抑えるアプローチが得意です。
一方の漢方薬は、症状だけに注目するのではなく、からだ全体のバランスを整えるのが特徴です。
生活習慣も含めて、不調や悩みの背景を見直しながら体質を整えていき、対処療法ではなく根本的な改善を目指します。
漢方薬は“女性ならではの悩み”と相性がよい
女性特有の悩みや不調は、原因がひとつに決めにくいことが多いもの。ホルモンバランスや自律神経など、複数の要因が絡み合って起こりやすいのです。
だからこそ、目先の症状だけに対応するよりも、体質そのものを整えて「不調が起こりにくい状態」を目指す漢方の発想がフィットします。
たとえば、冷え・むくみ・便秘・ガス溜まりなどは、体重が落ちにくいと感じる女性に多い不調で、からだの巡りが滞っているサインの一つ。
冷えがやわらぐだけでも基礎代謝量が上がりやすくなり、汗をかきやすくなったり運動の効率が上がったりといったポジティブな変化につながります。
体重が落ちるのは、体質がより良い方向へ整った結果として起こる“変化のひとつ”。
漢方で考えるダイエットは、不調の改善を積み重ねながら、最終的に健康的な体型へ近づけていくという考え方です。
ダイエットに結びつきやすい漢方薬は?
漢方のダイエットは主に、からだのエネルギー、血液の巡り、水分のバランスを整え、太りにくく痩せやすい体質を目指します。
ただ、体重が増える理由が人によって違うように、理想のスタイルに近づく方法も人によって変わります。
「痩せる薬を飲む」というわけではなく、「自分の体質に合った漢方薬」を選び、滞りを整えることで、食事や運動などの成果を出やすくするという考え方をします。
ダイエット目的で使われることの多い代表例
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
おなか周りに脂肪がつきやすい人におすすめです。便秘を解消し、たまった老廃物を体外に排出します。
大柴胡湯(だいさいことう)
ストレス過食をする人におすすめです。からだの余分な熱を抑えるとともに、脂質代謝を整えます。
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
水太りのぽっちゃりタイプで、むくみも気になる人におすすめです。胃腸の働きを高め、からだにたまった余分な水分を排出します。
漢方薬を選ぶときの注意点
漢方薬で最も重要なのは、体質に合ったものを選ぶことです。漢方薬はあくまで医薬品。
合わないものを選ぶと、期待した変化が得にくいだけでなく、副作用につながる可能性もあります。
「自分に合う漢方薬を知りたい」「できるだけコスパよく試したい」という人は、スマホで専門家に相談できるサービスを使う方法もあります。
たとえば「あんしん漢方」は、漢方薬に詳しい薬剤師が、AIを活用してあなたに最適な漢方薬を提案してくれるオンラインサービスです。
スマホから申し込めば、漢方薬は自宅へ郵送してくれます。
服用中も、定期的に体調相談が可能なので、合わない漢方薬を飲み続ける心配もありません。
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