内緒で進めた記念日の準備
彼女との記念日が近づいていて、何か用意したいと考えていました。大きなことは苦手でも、2人でゆっくり過ごせる場所なら喜んでくれると思いました。
選んだのは、彼女が前から気にしていたカフェです。店に相談すると、人目につきにくい個室を使えると言われました。予約上の席種は「打ち合わせ」でしたが、プレートやケーキを準備するには、その席が使いやすいとのことでした。
当日まで彼女には言わないつもりでした。だからその日は「用事を片づける」とだけ伝えていました。ところが予約の控えを、2人のチャットに送ってしまいました。
聞かれてごまかした返事
彼女からすぐにメッセージが届きました。「この予約、打ち合わせって書いてあったけど」。見られたと分かりました。
本当のことを話せば、その時点でサプライズは終わります。そう考えた俺は、「仕事みたいなものだから」と返しました。説明として足りないことは分かっていました。
彼女はそれ以上深く聞いてきませんでした。でも、そのあと予定の話をしても返事が短くなりました。俺は彼女が不安になっていると分かっていながら、当日に喜ばせれば取り戻せると考えていました。
