聞かれて分かったこと
彼女から「明日のごはん会って、前の職場の集まりのこと?」とメッセージが届いたとき、俺は「うん、そうだよ。なんで?」と返しました。
続けて、「私に送ってくれた予定、名前が全部違うのはどうして?」と聞かれました。そこで初めて、彼女が書き換えに気づいたのだと分かりました。
俺は「前に気にしてただろう。心配させたくなかった」と返しました。それは本音です。でも、そう書きながら、自分のしていたことが彼女を守る形になっていなかったことにも気づきました。
そして...
彼女を不安にさせたくなかった気持ちは本当でした。けれど、予定名を書き換えることは、彼女が何を知って、どう受け止めるかを俺が勝手に決めることでもありました。
彼女は子どもではありません。不安になるかもしれない予定でも、知ったうえでどう向き合うかを選ぶ権利がありました。俺はそれを、気遣いという言葉で隠していました。
それからは、予定をそのままの名前で送るようにしています。前の職場の集まりがあるときは、誰が来るのかも先に話します。少し気まずくても、隠して後から疑わせるより、最初から一緒に受け止めるほうが誠実なのだと思っています。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
