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「友達に戻ろう」そう言った彼の手は、なぜか私の服を1枚ずつ、贈り物みたいに畳んでいた

「友達に戻ろう」そう言った彼の手は、なぜか私の服を1枚ずつ、贈り物みたいに畳んでいた

見慣れない箱と畳まれた服

付き合って2年になる彼と、半年前から同棲していました。料理は私、洗い物は彼。小さな分担も決まり、2人の暮らしはようやく形になってきたところでした。

その日、部屋に戻ると、リビングの床に段ボール箱がありました。彼は私のセーターの袖をそろえ、しわを直してから箱へ重ねていました。

最初は衣替えでもしているのかと思いました。でも、箱の中に入っているのは私の服ばかりです。彼の服は1枚も見えませんでした。

「友達に戻ろう」と言われて

私が「何してるの」と聞くと、彼は手元の服を見たまま、「友達に戻ろう」と言いました。

理由を聞いても、彼はすぐには詳しく話しませんでした。海外転勤が決まったこと、期間が長いこと、私の仕事や暮らしを自分の都合で変えたくないこと。少しずつ出てくる説明は、どれも彼なりに考えたもののようでした。

それでも、先に箱を用意していたことが苦しかったです。話し合う前に、私の服だけがこの部屋から出ていく準備をされていた。そう見えてしまいました。

配信元: ハウコレ

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