●2030年・5000チームに向けた二つの課題
2030年に5000チームの目標を掲げる上で、二つの大きな課題をクリアしなければならない。それが、生徒たちを指導する側の教諭の育成と、他校と練習する環境の整備だ。NASEF JAPANの理念からして、単に「ゲームが上手い人」を育成するのではなく、教育的指導者を育成する必要がある。
そこで、NTTe-Sportsと連携してNASEF JAPAN公式認定プログラム「eスポーツ人材育成能力認定制度」を開始する。NASEF JAPANは教材の開発や監修、認定団体や指導者の認定などを担い、NTTe-Sportsは教材の開発や運営の事務局、講習や認定テストの実施を担う。
第1回となる認定資格講習会は大阪と横浜で開催する。8月29日、30日は大阪会場(OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校)、9月5日と6日は横浜会場(岩崎学園キャンパス)だ。詳細はNASEF JAPAN公式サイトの特設ページを参照してほしい。
練習環境の課題では、練習相手を見つけるのが困難だったり、自分たちの客観的な実力がわからなかったりする。またレベルの合った練習相手でないと一方的な試合になり、かえって自信を失ってしまう。
それを解決するために、NTTe-Sportsの協力により、自動でマッチメイキングをする「PLAYWEB」を無料で提供する。実力の近いチームを自動で選出し、メンバーやチームも部活責任者がシステム上で管理できる。
NASEF JAPANは4月から、未来を支えるIT人材育成の活動に賛同する「正会員」28企業の協力を得ている。
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NTTe-Sportsとの連携は、正会員制度のあるべき姿を示す好事例としても注目だ。若者の可能性を支える正会員の輪の広がりは、2030年に5000チームを実現するための重要なピースとなるだろう。(BCN・細田 立圭志)

