首都圏ではすでに30度近い気温を記録している今夏。これほど暑くなった世界では、移動中の体温調節も大変だ。そんな時は、「ちょっといい」ハンディファンを買うのが「ちょうどいい」のかもしれない。長年親しまれてきた「風で涼をとる持ち運び可能な道具」といえば、扇子だ。しかし最近は、同じサイズ感のハンディファンが登場し、街中で見かけることも多い。「風情」などの話はいったん置いておくとして、この新参者は伝統的な納涼アイテムと比較して何が違うのか。改めて整理してみた(BCN・寺澤克)。
●扇子 VS ハンディファン いざ勝負
扇子は、筆者も高校時代まで使っていた。香り付きの扇子を親から譲り受けたので好んで使っていたことを覚えている。当時は教室にはクーラーなどなく、辛うじて扇風機が回るのみだったから、だいぶ重宝した。
さて、比べるのは、ポータブルファンブランドJisuLifeが展開する「Handheld Fan 9 S」。名刺入れぐらいのサイズ感が売り文句だ。この世に生を受けて早30数年。初めてのハンディファンとなったが、使ってみるとパワーもあるので、いまのところ大きな不満はない。価格も4280円と「ちょっといい」値段。大体使って1カ月くらいだろうか。
●ぶっちゃけハンディファンはどこが優れているの?
まずは、両者を比較し、ハンディファンの良い点を探してみよう。
扇がなくて良い 大前提だが意外と大事
何から比べたらいいものかと思っていたが、基本的にハンディファンは扇がなくて良いのがうれしい。扇子は扇が振れるだけのスペースが必要だが、これなら人が多い電車内でも気兼ねなく使うことができた。ここは、「新聞か、スマホか」といった議論とも近しいものを感じる。
扇ぐ動作によるパワーロスで、汗が引かない逆転現象も起こらないだろう。いや、そこはもっと腕を鍛えた方が良いのだろうか。
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