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【解説】紅茶は食後はもう古い!?エビデンスで読み解く新習慣「ティーファースト」

紅茶ポリフェノールは、食後の血糖値スパイク対策として期待

グラスカップに注がれた紅茶とティーポット
出典:beautyまとめ

私たちが食べたお米やパンなどの糖質(デンプン)は、まず唾液や膵液に含まれる「α-アミラーゼ」という酵素で短い鎖状に分解され、続いて小腸表面の「α-グルコシダーゼ」という酵素によってブドウ糖などの単糖類にまで分解されることで、ようやく体に吸収されます。

「血糖値スパイク」とは、食後に血糖値が急激に上昇し、そのあと急降下する現象のこと。健康診断の数値だけでは見えにくいのですが、食後の血糖値の上昇が大きい人ほど、心臓病のリスクが高まったり、総死亡率が上がったりすることが知られています。血糖値スパイクを抑えることは、血管や膵臓の健康を守ることにもつながると考えられています。

セミナーに登壇した山岸昌一先生は、「紅茶ポリフェノールには、食後の血糖値スパイク対策として期待される」と話し、ティーファーストと血糖値スパイクの関係について解説。紅茶ポリフェノールには、糖質の分解に関わる酵素(α-アミラーゼ、α-グルコシダーゼ)の働きを穏やかにする作用が報告されており、ティーファーストであらかじめ紅茶ポリフェノールを摂っておくことで、糖質の分解・吸収がゆっくりになり、食後の血糖値の急上昇を抑えることが期待されています。

「ベジファースト」(野菜から食べる)は知っている人も多いと思いますが、今回紹介されていたのは、その紅茶版ともいえる「ティーファースト」。食事の最初、あるいは食事中に紅茶を飲む習慣のことです。

特別な準備は必要なく、いつも食後に飲んでいた紅茶を、食事の最初や食事中に飲むように変えるだけで、血糖値スパイク対策につながることが期待できます。

まずは、いつもの紅茶のタイミングを変えるだけ

ティーファーストのために、特別な準備は必要ありません。いつも食後に飲んでいた紅茶を、食事の最初や食事中に飲むように変えるだけ。ホットでもアイスでも、紅茶ポリフェノールの働きは変わらないとされているので、季節を問わず取り入れやすいのも嬉しいポイントです。次の食事から、ちょっとした「ティーファースト」、試してみませんか。
※¹ 医師/昭和医科大学医学部内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科学部門 教授
※² 医師/神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授
配信元: beautyまとめ

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