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長続きする幸福を得るための「5つの生活習慣」とは

長続きする幸福を得るための「5つの生活習慣」とは

その3:人間関係をたいせつに育む

長く幸せに生きるうえで、特に重要だと考えられているのが、友人や家族などとの良好な人間関係です。

成人の人生を追跡した有名な「ハーバード成人発達研究」は、参加者たちの生活を80年以上にわたって調べてきました。

この研究で示されたのは、良好な人間関係を持っている人ほど、幸福度だけでなく、身体的健康や認知機能、長寿の面でも良好な傾向があるということです。

その影響は、財産や仕事上の成功、知能の高さだけでは説明できないほど大きいとされています。

筋力や体力を維持するうえで定期的な運動が必要なように、人間関係も何もしなければ自然に良好な状態が続くとは限りません。

連絡を取る、相手の話を聞く、食事をともにする、困ったときに助け合うといった小さな行動を、意識的に続ける必要があります。

Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部

過去のメタ分析では、社会的孤立による健康上のリスクは、1日にたばこを15本吸うことに匹敵するほど大きいと示されました。

また、孤独は単に寂しい気分を生じさせるだけでなく、全身の炎症や病気に関わる生理的な経路と関連する可能性も指摘されています。

私たちが人とのつながりを必要とするのは、気持ちの問題だけではありません。

人間の心と体は、他者と関わりながら生きることを前提として形づくられているのです。

その4:自分だけでなく、他者に投資する

自分を幸せにするためには、自分の欲しいものを買い、自分の楽しみのためにお金を使うのが最も効果的だと思われがちです。

しかし研究では、他者のためにお金や時間を使うことも、幸福度を高める可能性があると報告されています。

先行研究でも、他者のためにお金を使う行動は、主観的なウェルビーイングに好ましい影響を与える傾向が確認されているのです。

寄付をする場合だけでなく、友人に贈り物を買ったり、誰かを食事に誘ったり、ボランティアとして時間を提供したりする場合にも、同様の効果が期待されます。

人間は、長い進化の歴史の中で、他者と協力し、助け合うことで生き延びてきました。

そのため、誰かの役に立つ行動は、脳の報酬系に働きかけ、人との絆を強めると考えられています。

Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部

また、自分の行動によって相手の状況が良くなったと感じることは、「自分には周囲に働きかける力がある」という主体性や、自分の存在には意味があるという感覚にもつながります。

これは物を受け取ったり消費したりするだけでは得にくいものです。

ただし、無理をして大金を寄付したり、自分を犠牲にして他者に尽くしたりする必要はありません。

小さな親切や短時間の手助けでも、継続すれば人間関係と幸福感を支える習慣になります。

人間は、受け取ることによってだけでなく、与えることによっても満たされる生き物なのです。

配信元: ナゾロジー

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