・食べ比べ
で、まずは基本の上級を茹でて食べてみると、いつも通りの安定のウマさ。茹で時間が多少短くても、他のそうめんにはない “ムチムチ感” はやはり揖保乃糸ならではであろう。
さらにキュキュッとした歯応えも揖保乃糸は最高! 「この世の中にこれ以上のそうめんなど無い」と確信せざるを得ない、圧倒的なウマさは今年も健在だ。お次に全く同じ茹で時間で調理した「特級」を食べてみると……
おや?
正直に言うと「全然違う!」となることを期待していたのだが、結論は真逆の「全然違わない」となるだろうか? 少なくとも「明らかに上級よりもウマい」と私は感じなかった。
当然ながらムチムチ感も歯応えも、そしてのど越しも「特級」は最高である。ただ「上級よりもウマいのか?」と問われたら「いや~、そんなに変わらないんだよな……」と正直に申し上げねばなるまい。
唯一感じた違いは、わずかながら「特級」の方が細かったこと。とはいえそれが全体に及ぼす印象はさほど大きくなく「いつも通りに美味しい揖保乃糸」という印象にとどまってしまった。
もしかしたら「そうめんマイスター」みたいな方が食べたら感想は違うのかもしれないが、私としては「上級も特級もほぼ同じ。ただ特級の方が若干細い」というのが、特級を食べた正直な感想だ。
・ありがたい
なので考え方としては「揖保乃糸は上級でも特級クラスの味わい」と捉えるのが健康的なのではないだろうか? いつもの上級でも特級レベルに美味しい揖保乃糸は、やはり神そうめんであろう。
いずれにせよ、もうすぐ揖保乃糸にお世話になりまくる夏本番がやって来る。おそらく上級の揖保乃糸を召し上がる方が多いと思うが「特級クラスのウマさらしい」と思い返しつつ味わってみてはいかがだろうか。
