テーブルに置かれた紙
4日目、妻が領収書をテーブルへ置き、「これ、誰の領収書?」と聞きました。宛名を見て、後輩から預かった紙だと分かりました。
俺は送別会の領収書だと説明し、幹事のチャット画面を開きました。会場名と日付を確認した妻は、「もっと早く言ってよ」と返しました。
俺にとっては、忘れていただけの紙でした。妻にとっては、知らない宛名と4万円台の金額を3日間抱える紙でした。その違いを、説明が終わってから理解しました。
そして...
妻が疑ったことより、疑う時間を作った自分の怠慢が問題でした。預かった日に「後輩の領収書が入っている」と伝えれば、数秒で済んだ話です。
俺は、説明できる事実があれば相手は不安にならないと考えていました。でも、事実を伝えなければ、妻には確かめる方法がありません。
忙しさを理由にして、身近な人への説明を後回しにしないようにしたいです。あの日の領収書は精算を終えましたが、妻が3日間疑っていた時間まで処理できたわけではありません。
(30代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
