正体不明の覆面アーティストとして知られるバンクシー。
その名前は知っていても、「あまり詳しくない」「作品は見たことない」という人も多いのではないだろうか。私もそうだった。
そんなある日、渋谷を歩いていると、入館料300円の「GMOデジタル美術館 東京・渋谷」を偶然発見。ここでは、世界初公開を含む、3作品のバンクシー作品を展示しているという。
気軽な気持ちで入ってみたところ、想像していた “普通の美術館” とはまったく違う20分間が待っていた。撮影の許可をいただいたので、以下で紹介したい。
・300円、所要20分。気軽に立ち寄れる
訪れたのは、東急プラザ渋谷 2Fにある「GMOデジタル美術館 東京・渋谷」。
渋谷で40分ほど空き時間ができたのでフラフラしているところ、偶然発見した。
現在開催されているのは、バンクシーをテーマにしたデジタルアート展示だ。入館料は大人300円、小学生100円、未就学児無料。予約優先ではあるものの、空きがあれば当日券でも入館できる。
私が訪れたのは平日の昼間。館内には私しかおらず、受付でチケットを購入すると、「所要時間は約20分です」と案内された。
・あれ? 思っていた美術館と違う
時間になるとスタッフさんに案内され、展示室へ向かう。
部屋に入って最初に目に飛び込んできたのは、四方を囲む巨大スクリーン。
中央には、ヨギボーのクッションが並んでいた。
あれ? 絵を見て歩く美術館じゃないの?
そう思いながら腰を下ろす。
さらに気になったのが、部屋の前方に置かれた一脚の椅子だ。
なんのための椅子だろう?
そう思っていると、スタッフさんがそこへ静かに座った。フードをかぶり、下を向いて座るその様子を見て、「この人も演出の一部なのかな」というのが、私(夏野)個人の見解である。
詳しく書いてしまうと楽しみを奪ってしまうので内容は控えめにしておくが、四方のスクリーンいっぱいに映し出される映像は想像以上の迫力。
バンクシーをほとんど知らなかった私でも、「なるほど、そういう人物なのか」「この作品にはこんな背景があったのか」と自然に理解できる内容になっていて、映像作品として純粋に見応えがあった。
